マックスは、紙素材の専用針を使用した紙針ホッチキス「P-KISS（ピーキス）」シリーズに、抗菌効果のあるプラスチック材を採用した「P-KISS10 抗菌モデル」（本体＋専用針1巻、税抜7,800円）を12月4日から発売する。

　同社は、抗菌モデルの投入により、金属針の使用を制限している食品関係のオフィスや工場、物流をはじめ、地方自治体、医療・福祉施設、学校、幼稚園などでの購買の選択肢を広げていく予定。

　紙針ホッチキス「P-KISS」シリーズは、異物混入を懸念し、ホッチキスの金属針の使用を制限する傾向が強まっている食品工場や物流業者でも書類をしっかりとじることができる、また幼稚園・保育園などで、子どもの工作に使うときにケガの心配が少ないことなどから好評を得ている。

　同社では、2013年に、第1弾の「P-KISS15」を発売以来、2014年には20枚とじを可能にした「P-KISS20」を発売、2016年には本体サイズを約40％に小型化し、使用頻度の高い綴じ枚数の“2枚～10枚”に対応した「P-KISS10」を発売した。「小型なので個人デスクで作業できる」、「複数台購入して、各所に置いて使用している」などの声が寄せられ、使用シーンも広がっている。

　今回発売する「P-KISS10 抗菌モデル」は、抗菌効果のあるプラスチック材をハンドル、本体カバー、針カバーに採用しているため、手が触れやすい部分が衛生的で、快適な使用感を保てる。ハンドルと針カバーは、爽やかで清潔感のあるカラー。

　紙針ホッチキス「P-KISS」シリーズの機能と使いやすさはそのままに、「衛生」に留意した商品となっている。