店頭向け提案型文具卸、エムディーエス(鷲見孝社長)の「2011オータムMDSフェア」が、10月19日午前9時30分から午後5時まで、台東区の都立産業貿易センター台東館6階で行われた。出展社は約120社(新規5社)。
開会直後から全国からバイヤー、販売店などが次々に来場し、400社630名が来場する予定。鷲見社長は「提案コーナーでは進化を取り上げている。MDSの営業と皆様は進化した。そういう1日にしたいのでご協力願いたい」と、メーカー朝礼であいさつした。
見本市を店頭活性の場と捉える同社の提案コーナーは、毎回、旬のテーマを独自の視点でクローズアップ。
今回は、進化する機能系文具に焦点をあて、人類の進化と掛け合わせた「キノウ ヨリ シンカ シタ」や、男女ターゲット別にセグメントする「男子文具×女子文具」、T.Sなど同社オリジナルブランドの他、最後に、注力するイタリアンダイアリーブランド「CIAK」を紹介した。
また年明けの売場展開として、桜柄商品を展開した「サクラ・春の息吹」。
さらに柱の六角面で6つのエンド提案。進学・フレッシャーのひとつの切り口として「Bag整理術/Note活用術」、500円でできるステーショナリー「プチギフト」、花柄商品を集積した「花柄」、スプリング、ブラウン、プチトラベル提案の「the rodeo collection」、アメリカで主流の付箋メーカー「エイブリィ・デニソン・ジャパン」、昨年デビューした話題のBTDT「LA DITTA」を展示。
出展社展示にも大きな変化があり、デザイン系ステーショナリーメーカーを中心に「RODEO Drive(ロデオドライブ)」という通りを会場の中央に設け、来場者が集まる人気スポットになった。
鷲見社長は「今回フェアの特長は、表示をベージュに変更し、少しシックな雰囲気にした。ロデオドライブでは、同ブースの参加希望を募り、イメージを集約。2ヶ月前から、什器の内容、設営などを一緒に創り上げてきた。従来の場所貸し的スタイルから、MDSがプロデュースして全体の統一感が得られればと思う」と述べた。
また同社のアンテナショップ「MDAYS」が9月23日、越谷のイオンレイクタウンに新規出店。同施設のアウトレットに近い好立地だという。香港に出店した、新ライフスタイルショップ「QIPS(キップス)」1号店も1日あたりの平均客数が1300人と好調なことから、香港2号店構想があると明かした。
同社は11月17日札幌コンベンションセンターでもオータムフェアを行い、40社が出展する予定。
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2011年10月19日
会場中央にデザイン系ストリート、進化をイメージ エムディーエス
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