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2011年11月01日

当日だけの目玉に人気 アウトレット見本市、東京の文具店を活性化

東京クラウンが用意した文具宝箱

来場者の出足も早かった

 東京都文具事務用品商業組合(都文商、松本榮一理事長)主催の「アウトレット見本市」が10月28日午後2時から同4時まで、台東区柳橋の共和フォーラム2~4階ホールで催され、開会を待つ行列も出来た。

 同見本市は、東京の文具店活性化を目論み、2009年から開催され、次第に定着してきた。今回は趣旨に賛同するメーカー商社ら34社が42小間で出品、年末商戦を前に来場した文具店には好評だった。

 開会式で松本理事長は「経済状況の厳しさは変わらないが、我らは商人の自覚を持ち経営維持に務めよう」と挨拶した。出品各社はそれぞれ自社のアウトレットに適する商品を並べた。

 東京クラウンは総額2万8000円相当の約20アイテムを1980円にパックした段ボール箱120箱を用意したが、瞬く間に売り切れた。

 東京エコールも定価8万5000円相当の20アイテム詰め合わせを7000円で10パック用意し、開会20分で完売した。

 いずれもトップメーカーブランドの最新製品で、中にはバラ包装もあるが、「年末ワゴンセールにピッタリ」(来場した文具店)と機敏な文具リサーチャーに好評だった。

 今回の出品は、都文商という公的機関の特例企画として理事会で認められたアウトレット商品。売場には人だかりが絶えなかった。

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