駅ビルを展開するJR東日本グループのアトレ(東京都渋谷区、木暮和之社長)は、千葉県松戸市にあるJR常磐線松戸駅の「ボックスヒル松戸」3~6階を全面的にリニューアルし、3月16日、「アトレ松戸」としてグランドオープンした。
アトレ松戸では、緑と光の安らぎ空間を設けて、ふと立ち寄りたくなるような心地よい環境をデザイン。「モノを買う場所」から「ふと立ち寄りたくなる場所」へ向けて、新たなプロジェクトを展開する。
またコスメ、服飾雑貨、生活雑貨を中心とした、千葉初出店やアトレ初出店など高感度なニューショップが誕生するほか、新たにイベントスペースを設け、さまざまな情報を発信していく。
松戸駅の一日あたりの平均乗降客はJR常磐線が20万人、新京成線が10万人の計30万人。
15日午後の内覧会で、「年齢構成や性別を限定せず、より多くのお客様を呼び込み、館だけでなく松戸の街全体を盛り上げていきたい」とアトレ松戸副店長が抱負を語った。
3階~6階のリニューアルにより、新店29店舗とリニューアル店25店舗の計54店舗がオープンし、全館合計で98ショップとなる。
ステーショナリー系では、加登屋の文具店「アクトクリエーターズボックス」(29坪)が6階から5階に移転リニューアル。内装を一新し、今回からモバイル関係とドリンクボトル類を新たに導入、文具を基本に新しいライフスタイル提案を行う。
また加登屋は和雑貨「紙正」を4階から「アクトクリエーターズボックス」隣に移転リニューアルした他、3階にレザーステーショナリーを扱う「フォルマ」(7坪)も新規オープンした。
同フロアには、マークスのファッション雑貨店「ボン・フェット」の6店目も出店した。
その他、3階のインテリア・雑貨「アーノット」(アテックス)、4階の生活雑貨「アフタヌーンティー・リビング」(アイシーエル)、「ジョージズ」(ウエルカム)でもステーショナリーを展開した。6階は4月下旬にオープンし、ユニクロとくまざわ書店がオープンする予定。
またアトレ1号店として1990年に開業したアトレ四谷が、3月14日全面リニューアルオープン。JR四ッ谷駅がJR東日本が推進する「エコステ」第1号モデル駅としてリニューアルするのに合わせて、アトレ四谷も環境に配慮したメニューを盛り込み、全館リニューアル。
19ショップの中で文具メインはないが、2階のインテリア・生活雑貨の「キャトル・セゾン」と「ローラアシュレイ ギフトアンドアクセサリーズ」で一部扱う。
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2012年03月16日
アトレが松戸、四谷に相次ぎオープン ステーショナリーも品揃え
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