シャープは、中国の江蘇省常熟経済開発区の事務機器生産会社「夏普弁公設備(常熟)有限公司」(SOCC)内に、新たに建設した第二工場を4月から稼働し、デジタルフルカラー複合機の生産能力を増強する。
同社は、1972年にドキュメント事業を開始、グローバル市場で展開し、規模を拡大してきた。現在の複写機・複合機の生産は、世界4拠点(日本、中国、フランス、タイ)で行い、その中でも中国のSOCCは、グローバル市場全体への供給拠点として中心的な役割を担っている。
今後、欧米市場に加え、中国の経済成長に伴いカラー出力の需要増加が見込まれ、カラー機の売上拡大を想定。そこでSOCC第二工場では、デジタルフルカラー複合機およびカラートナーカートリッジの生産に特化し、2012年4月から稼働させる。
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2012年03月26日
デジタルフルカラー複合機の生産を増強 シャープ 中国SOCCで
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