パーソナル文具・紙製品に特化した文具卸エムディーエス(鷲見孝社長)の「年末商品商談会」が7月11日東京からスタート、8月初旬まで大阪、札幌で開催する。
東北と首都圏を対象とする東京は7月11日~12日(午前9時30分~午後5時)、浅草の都立産業貿易センター台東館6、7階ホールにパーソナル製品を中心に約140社が出展(うち新規3社)、2日間で有力販売店ら約760人(初日400人、2日目360人)が来場した。
会場は6階と7階に分け、7階ではアクセント、昭和カートン、アルペックスの新規3社、ファンシー系のメーカーで構成したファンタジーワールド、ダイアリー&ニューイヤーエリア、クリスマス&ニューイヤーエリアに各社が出展した他、MDS社員とメーカー3社によるコラボコーナー、OGAMI、CIAKを展示。
6階では、ファッショナブルエリア、ジャパネスクエリア&ニューイヤーエリア、インポートライティングエリア、キッズ&ファンタジーエリアに各社が出展した他、ステーショナリーショーを開催した。
またMDS提案コーナーとして、各階でそれぞれ6つのエンド提案を展開し、6階で書き心地/切り心地/デジ心地、秋・お正月の和雑貨、年賀はがきと年賀用品、MDSオリジナルの提案を行なった。
注目は7階会場中央の提案コーナーに展示された、同社が今秋に発売する、石から生まれたノート「OGAMI(オガミ)」。天然鉱石から生まれたノートブランドで、破れにくく水にも強い。歴代の芸術家たちの名言と4パターンのグラフィックが用意され、イタリアから独占輸入する。会場では、試し書きのスペースを設け、その特徴を紹介した。
11日午前9時の開会式は、ロンドン五輪にちなんでMDS、レイメイ藤井、デザインフィルの新入社員8名による選手宣誓で始まり、鷲見社長は「文具はライフスタイルの必需品であり、ファッションの一部。今回は2日間にわたりファッションショーを開催する。文具業界の方が、文具をファッションの一部として認識していただき、業界の殻を破るような発想の手助けになればと思う」と挨拶した。
その後の記者懇談で鷲見社長は、「6月で第14期を終了し、売上高は前期比6%増の94億円を達成した。詳細は8月1日のメーカー会で発表したい。6月にダイアリー・カレンダーに特化して開催したフェアは、集中して仕入ができたと好評だった。今フェアのMD提案では、ビジュアル面で訴求し、7階では壁面を使用して一押しコーナーを設けた」と述べた。
同社は東京に続いて、7月18日大阪(午前9時30分~午後5時、大阪マーチャンダイズマート)、8月9日札幌(午前9時30分~午後4時30分、札幌コンベンションセンター)で年末商品商談会を実施する。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2012年07月14日
石から生まれたノートを発表 エムディーエスが年末商品商談会
[最近の記事一覧]
- 2024.03.28カシオ プロゴルファー石川遼選手との契約を更新
- 2024.03.28「神戸 Meets 横浜」 有隣堂、神戸阪急がイベント共催 4月3日から神戸阪急で
- 2024.03.28ジュンク堂書店 広島駅前店 4月6日リニューアル 中四国初の「EHONS」誕生、文具は115坪
- 2024.03.27中野新橋でスタンプイベント 3月27日~31日まで 割引特典も シヤチハタ
- 2024.03.27カシオ、教育系ベンチャーを子会社化