東北地域で中堅文具問屋として定評のあった青森文具(中村悦生社長)は、9月28日青森地裁へ破産手続き開始を申し立てた。負債総額は21億円強と見られるが、関連会社の丸吉も同日破産手続きを申し立てた。負債総額は約3億円。
同社は1946年(昭和21年)創業。青森県、秋田県など北東北3県に約800社の顧客を抱え、平成15年6月期には61億円の売上高を計上した。だが最近経営収益性が低下、自己資本も僅少(3000万円)にとどまり、平成20年6月期には48億円前後にまで落ち込んでいた。
直近の商品在庫は約1億円を保有していたが、今年9月上旬、大手文具流通企業へ譲渡している。直近の文具オフィス用品売上高は13、14億円程度だった。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2008年10月02日
青森文具が破産 創業62年の老舗問屋
[最近の記事一覧]
- 2024.04.18新たなBtoBスタイルを確立 MDSが展示会と人気ユーザーイベントを同時開催
- 2024.04.17有隣堂 店舗の販売データの閲覧・分析ツールを提供開始 今後文具・雑貨も検討
- 2024.04.15コクヨが発表会 生成AI時代の実践力鍛える 社員が16個の生成AI業務アプリを開発
- 2024.04.13文具ブランド「ヒトトキ」がイベント 新製品「氷印」など発表 代官山T-SITE GARDEN GALLERYで
- 2024.04.13需要増の「推し活グッズ」も提案 「第69回PIショー春2024」池袋で開催