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2012年10月09日

トンボ鉛筆 「鉛筆の持ち方教室」を出張授業 小学2年生を対象に

小学2年生を前に鉛筆の歴史からスタート

女性スタッフが正しい持ち方を優しく指導

 トンボ鉛筆(東京都北区)が、10月6日都内の小学校で「鉛筆の持ち方教室」出張授業を行なった。身近な道具である鉛筆の正しい持ち方を教わった子ども達は、早速ノートに書き続けるなど大喜びの様子で、両者共に有意義な機会となった。

 出張授業が行われたのは、東京都品川区にある品川区立大井第一小学校2年生の4クラス。鉛筆の持ち方教室は午前中に1日4回実施され、同日は学校公開日(保護者参観日)とあって、保護者も見守る中で進められた。

 授業(45分)は、午前8時30分、2年梅組からスタート。二部で構成され、前半は知識編(鉛筆の歴史やつくり方など)、後半は実技編(鉛筆の持ち方・書き方など)。知識編は齋藤純氏(人事総務部)、実技編は中山幸恵氏(商品開発本部 商品企画部)とトンボ鉛筆社員が担当し、他数名が補佐を務めた。

 知識編では、齋藤講師が黒板や見本を用いて鉛筆の歴史や鉛筆のつくり方をクイズ形式で話すと、子ども達は積極的に回答。芯や黒鉛の産地を正しく答えた児童もいた。

 実技編では、中山講師が鉛筆を正しく持つ理由や正しい持ち方診断を子ども達にわかりやすいように教えた後に、正しい鉛筆の持ち方の実技が開始された。

 担任の先生やトンボ鉛筆社員が巡回して指導にあたる中、児童たちは自分の名前をひらがなでノートに書くなど持ち方の練習を開始し、次々に子ども達のノートに合格シールが貼られた。

 授業の最後では、多くの子ども達が、持ち方を教わったら上手になったと手を挙げ、ある児童は「新しい持ち方がわかったので、頑張ろうという気持ちになった」と喜びを伝えた。

 トンボ鉛筆が、正規の教育課程の中で鉛筆の持ち方教室授業を行うのは今回が初めて。今回は9月7日の読売新聞朝刊の記事「[子ども]鉛筆の持ち方 初めが肝心」をきっかけに、同校教諭から同社に連絡があり、出張教室が実現した。

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