文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。

文マガ 文具流通マガジン

谷川商事株式会社

文マガ 文具流通マガジン

ホーム > ニュース

ニュース

谷川商事株式会社

ニュース

2013年02月27日

リコーの複合機・プリンターが「Suica」で決済可能 大学、図書館などで

 リコー(近藤史朗社長)は、JR東日本メカトロニクスと連携し、交通系の非接触式IC カード「Suica」でコピー・プリントサービスの決済を行えるシステムを開発した。同社が提供する統合プリント管理システム「Ridoc IO Gate(リドック アイオー ゲート)」のオプションとして、大学などの教育機関や図書館を中心に2月15日から提供を開始した。

 近年、大学では学内事務の効率化や学生向けサービスの向上を目的に学生証のICカード化が進み、講義の出欠確認や大学内におけるさまざまなサービスに対する利用料金の決済をICカードで行うケースが増えている。

 同サービスによってコピーやプリントの利用料金を、「Suica」や、ICカード学生証に定期券などの交通乗車券機能を併せもった「Suica付学生証」で支払えるようになったことで、学生の利便性向上のほか、集金やカードの運用コストと管理負担の削減に大きく貢献する。

 クライアントPC側に特別なソフトウエアの導入や設定を行う必要がなく、シンプルな仕組みでシステムを構築でき、さまざまなタイプの運用にも柔軟に対応するという。

 さらに今回、「Ridoc IO Gate」の機能強化を行ったことで、対応機種がプリンターからデジタル複合機に拡張され、コピー出力の課金管理ができるようになった。また、印刷枚数の上限設定や課金方法について、個人の利用環境に応じてきめ細かい設定も可能。

 同社は今後もより多くの場所で非接触式ICカードを活用したコピー・プリントサービスが利用できるよう、対応可能な交通系電子マネーを増やしていく考えだ。

[最近の記事一覧]

過去のニュース一覧


TOP