設立10年足らずで中国最大のEコマース(シェア95%)を成功させた阿里巴巴(アリババ)グループのジャック・マーCEOと、出資者の一人で日本法人を立ち上げたソフトバンク孫正義社長の講演会が、11月11日午後1時から、東京品川のグランドプリンスホテル新高輪で催された。日経ビジネスイノベーションフォーラム「ビジネスチャンスは巨大中国市場にあり」のプログラムで行なわれた。
アリババはジャック・マーCEOが中国杭州の英語教師からインターネットに出会い、1999年に設立、短期間で世界最大といえるB2B(企業間取引)に成長させた。現在会員数7000万人のC2C(消費者間取引)サイトも運営。
8300万ユーザーを抱えるEコマースサイト「陶宝網(タオバオ)」には2億アイテムがあり、130万事業所が出品、年間3兆円を売り上げる。タオバオで人気のあるのは、日本製品、食品、衣料、ファッション関連など、毎日1600万人が閲覧する。
アリババグループの日本法人、アリババジャパン社長の香山誠氏は「日本メーカーが月5万円の支出で、この世界最大のサイトに出品できる道を拓いた」と説明した。
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2008年11月13日
中国最大のEコマース ソフトバンクと組み出品募る
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