今年9月に中国上海で行われる国際文具見本市「ペーパーワールド・チャイナ(PWC)」が規模を拡大している。
中国本土とドイツ、香港、日本、韓国、スイス、アメリカから合計550社の出展が決まっている。9月18日から20日までの3日間で2万5000名を越える国内外バイヤーの来場を予想、会場となる上海新国際展示場の面積2万5000平方メートルいっぱいに新製品群が展開される。
主催者が発表した今年3月までに決定している主な出展企業は、リバティ、M&G、プレミク、シンバリオン、スティック‘N、テイボー(日本)、台湾パビリオンなど。
出展する製品群は文具、オフィス用品、紙とプリンターなど印刷関連、情報技術関係の周辺用品、筆記具、教材、アート画材など。昨年のPWCに現地代理店を窓口に初めてパイロットコーポレーションが大きなブースを設け、アピールした。
主催者は多数の出展製品群に加えて、クリエイティブ、デスクトップ、エリート、DIYの4ゾーンを設ける。
国民所得が増える中国の消費市場には2億4000万人の学生、大小3400万の企業が存在する。一般のパーソナル需要と加わって世界に類を見ない超大型消費市場が目前にある。グローバルビジネスを目指す世界中の企業が、いかに中国を抑えるかの戦略、戦術の見せ場である。
巨大な人口を抱える中国だが、沿岸部と内陸部の双方に一貫した流通ネットは未整備の状態。世界の有名ブランドが大消費市場目がけてプロモーションを行おうにも、欧米日と異なる市場環境に戸惑いを隠せない。
中南米、中東など流通が整理されていない発展途上国の例にもれず、末端までの流通を把握したものが勝つことは、いずれの進出企業が認めるところである。
【問い合わせ先】
Ms.Mandy Lip
電話:852-2238-9951
Fax: 852-2598-8771
Email:mandy.lip@hongkong.messefrankfurt.com
URL:http://www.paperworldchina.com/
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2014年03月26日
内陸部の流通整備がカギに 今年9月にペーパーワールド・チャイナ
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