コクヨS&T(森川卓也社長)は、7月24日~25日、品川のコクヨ東京ショールーム2階で、事業パートナーである文具専門店、量販店などを対象にステーショナリー新製品などを紹介する「コクヨパートナー's メッセ2014」を開催し、2日間で1000名が来場する予定。
同社は昨年までのリテールメッセという名称から、「パートナーであるすべての皆様とともに価値を創造する場として、より一層進化したい」という想いを込めて、「パートナー's メッセ」に一新。テーマは「Link(連鎖)」とし、パートナーと互いの想い、良さ、強みをリンクさせていくことで、エンドユーザーに価値の高い商品やサービスを提供する。
売場を想定した会場ゾーニングでは、「ノート」「切る」「貼る・接着」「綴じる」「整理する」など、売場を想定したテーマで商品を括り提案した。
出展465アイテム中353アイテムを新製品で占め、例えば「貼る・接着」では、テープのり「ドットライナー」や瞬間接着剤「レッドテック」、軽い力でよく切れるテープカッター「カルカット」など、多くの顧客から好評を得ている商品を売場作り提案と共に紹介した。
主な新製品では、刃渡りが長く、長い直線が切れる携帯用「ハサミ<ホソミ>」(7月23日発売)、ひと押しで2穴同時に補強シールが貼れる「ワンパッチスタンプ(2穴タイプ)」(8月6日発売予定)、屋外でも冷蔵庫でも使える水に強い紙ラベル「カラーレーザー&カラーコピー用超耐水紙ラベル」(8月13日発売予定)などを紹介した。
注力品展示コーナーでは、キャンパスノート39周年企画(プロジェクションマッピング、オンライン投稿ユーザー動画コンテスト映像作品、無線綴じ強度実験)、ハリナックス(プロ実演販売士によるプレゼンテーション企画)、カラータグ(シリーズラインナップ紹介)を行った。また納品店向け展示コーナーでは、官公庁、教育機関、医療機関などの業種別に提案事例やカスタム納品提案を紹介した。
23日のプレス内覧会で森川社長は「当社の今年1月~6月の上期は、売上高、営業利益共に目標を達成した。環境が変化している中で、企業存続の条件は環境変化対応業であると定義し、強みに集中し未来を創造したい。国内では市場シェア30%以上を狙い、圧倒的な価値を提供し、選ばれ続ける存在になる。海外では最初に選ばれる存在となり、海外比率を30%以上に高める」と話した。その上で、6年後の2020年を「創業115年、キャンパスノート45年、海外進出10年の節目の年で、ありたい姿を達成する年」と括った。続いて、ECM部コミュニケーショングループ若林氏から詳細が説明された。
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2014年07月23日
コクヨS&Tがパートナー's メッセを開催 会場内は売場を想定
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