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エムディーエス売上高、前年比4.5%増の103億円 3者勝ち目指す 

2014年08月06日

鷲見社長

 パーソナル文具に特化した文具卸、エムディーエス(MDS、東京都千代田区、鷲見孝社長)は、8月5日午後3時から、東京千代田区のJPタワー・KITTEホールカンファレンスで業績報告会を行い、取引先主要メーカー82社のほか、金融機関、プレスなどが出席。前期売上高100億の大台を突破したと発表した。

 報告会は、前期(16期)決算数字発表に続いて、同社を取り巻く環境と今後目指すべき形を「産みの苦しみの過程での状況を互いにわかちあい、三者一体となって進んでいきたい」という表現でプレゼンを行った。

 鷲見社長は「当社はMDSビジョン『新しい売場を創り出すトレーディングカンパニー』を策定し、邁進している。まず売上高は6月末決算で前年同期比4.5%増の103億7000万円、経常利益は同131.1%増の6600万円だった」と前期業績を振り返った。

 前期業績について「売上高人件費比率の低下や商品出荷倉庫の見直しによる物流効率化など、16期は生産性の向上に取り組んできた。しかしながら売上の伸長とともに返品率も増加し粗利益率は低下。経費は運賃値上げ、地方店増加、小口配送増加などで増加傾向にある」と述べ、MDSの現状は「WIN(メーカー) LOSE(卸) WIN(小売)」だとした。

 また、「文具DSの台頭により、メーカーは安売りがもたらす負のスパイラルに直面している。それにより、商品イメージやブランド価値が低下、商品ライフサイクルは短くなり、新たな製品開発を迫られる。その結果、現場が疲弊して付加価値が低下し、投資回収もおぼつかなくなる。正価販売店と安売り量販店のすみわけが進展しつつある中で、MDSは正価販売店に注力し、売場の質で勝負する」」と話した。

 その上で、MDSにできることとして、「MD提案力にさらなる磨きをかけ、付加価値ブランドの独占販売体制の構築、自社開発商品の進化(メーカーとのコラボ)に取り組むなど、メーカーのブランド、マーケティング戦略を支援させていただきたい」と協力を求め、3者が「WIN(メーカー)WIN(卸) WIN(小売)」の関係が不可欠とした。

 今期は、売上高105億円、経常利益1億円を見込む。

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