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2014年08月08日

法人ユーザーなど2300名来場 仙台NEWステーショナリーフェア

会場全景

楽しそうな来場ユーザー

 仙台市の文具店45社が実行委員会をつくり、市内の大手法人ユーザーなどを対象にした文具オフィス用品と生活雑貨の展示会「NEWステーショナリーフェア2014」が、8月5日午前10時30分から午後7時まで、仙台駅近くの仙台市情報産業プラザ・アエル5階展示ホールで催された。

 2009年に第1回をスタート、途中2011年は東日本大震災のため中止したが今年で6回目となり、回を重ねるごとに来場者が増え、今年は動員予測を上回る2053社2324名を記録した。前年対比では0.7%増だった。

 テーマは前回に続き「来て見て触って・とくする市」。

 午前10時の開会式でフェア実行委員会を代表して仙台文具事務用品組合の菊地和男組合長(宮城県連会長、キクチ社長)が、市内有力店15社の代表と並び「同業の仲間と協働し開催にこぎつけた。仙台の七夕も始まるが、牽牛(けんぎゅう)星と織女(しょくじょ)星の故事にあわせ、思いを一つに成果をあげよう」と挨拶、75社(新規3社)の出展社を代表してニチバン須藤孝志専務が「お客様は意外に新製品を知らない。今日は十分にご説明を」と述べ、支援する仙台山三・円谷正蔵社長が「販売店さんの集客力を活かすため、全員の活力を結集して頑張ろう」と話し、すでに開会前に並んだ来場者を迎えた。

 仙台文具組合に加盟する販売店は、案内状を送った納品先企業担当者の来場を待ち構え、1社で数人のセールスを会場入り口に配置する社もあった。

 出展メーカーも話題となった新製品をアピール、ほとんどの小間が開会直後から説明を聞くユーザーで混雑した。

 フェア会場で目玉となっているアウトレットコーナーには、パーソナル文具から複合プリンター、IT機器類など同日限定価格の売り切り商品を目的に山なりのひとだかり。現金支払いをこなす3台のレジが休むヒマもなかった。

 ユーザーを引き寄せるイベントは、水引の手づくりコーナー、タニタの体脂肪計測、体の活力を維持するファイテン製品デモやカモイ加工紙のマスキングテープづくりなどのほか、ゼブラとぺんてるが名入れサービスも人気を集めた。

 時間帯別動員状況では、午前10時30分開会から正午までに来場したユーザーは634名、総来場者数の4分の1以上(27.3%)が来場、また午後5時~終了までの入場は597名(同25.7%)だった。

 フェアは午後7時実行委員の高橋政美・マサミコーポレーション社長の感謝の言葉で終了した。当日ユーザーの持参した顧客名入り封筒は各販売店に戻され、直ちに販促受注活動に活かされる。

 前日4日午後1時30分から午後6時まで、仙台山三が運営する販売店勉強会が同会場で催された。東京などの見本市に参加できない販売店社員にとって格好の情報収集の機会だけに、110社の社員約300人が出席、熱心に会場を見て回り、前年比4.3%増の商談取引高3633万円の成果をあげた。

●会津若松、いわきでも開催

 仙台山三が支援するユーザーフェアは、11月8日、9日会津若松市栄町のオサダ2、3階ホールで、11月12日いわき市グランパレいわきで催される。いずれも同社郡山支店(吉田支店長)が運営する。

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