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2014年10月10日

八重洲文具室とは? モリイチ京橋店がリニューアルオープン

文具店初!店頭と文具マニアによる情報発信スペース

半地下1階の売場もリニューアル。什器はアパレル系で使われるものを使用

 創業1872年のモリイチ(東京都中央区、森清高社長)の京橋店が、店頭を大幅にリニューアルして、10月6日午前9時にオープンした。その目玉となる「八重洲文具室」とは何か?

 同店はJR東京駅から徒歩圏で行けるこの上ない立地。フロアは半地下、1階、2階で構成される3フロア。エントランスから階段を上がると、うな丼から宇宙飛行士まで見たこともないマグネットの世界が広がる。約5000個を所蔵するマグネットコレクターのマグスターさんによる、魅惑のマグネット展が開催中だ。

 ここが注目のギャラリースペース八重洲文具室で、事務用品売場の中にある約10坪の発信拠点となる。

「基本にあるのは文具は楽しいものという考え方。文具屋さんが減っていく中で、店頭をもっと楽しくしたいと1年前から見直しをする中で、全国の文具マニアが2週間ずつ借り切り、展示するスペースが生まれた」と森社長。同社と共に新しい店舗を創り上げるキュレーターとして、文具王の高畑正幸氏とライターの納富廉邦氏がブレーンに加わったことで、従来型の文具店とは異なる人が集まる新空間ができあがった。スペースは無償で貸し出すという。

 同社は法人向けの納品を主力とする。「BtoBのシーンで、企業に提案する時でも、個人のマニアの感性の方が企画会社よりも優れていると感じる」(同社)と、今後企業とマニアが結びつくきっかけが生まれるかもしれない。

 また1階売場もパーソナル文具に大きく舵を取り、パイロットの万年筆など、魅せる売場に仕上がった。

 八重洲文具室のオープンから10月20日までは、第1弾としてマグスターさんによる「記念日マグネット展」。27日からはクリエイター藤村阿智さんの「はしゃぐ文房具&電卓」展が開催され、その後、消しゴムはんこ作家木木屋さん、イロブンのきだてたくさんの展示が予定されている。

 10月10日金曜日の午後6時からは、「八重洲文具室」オープニングイベントとして、通常18時までの営業時間を20時まで延長し、リニューアルされた売場、ギャラリー展示やトークショーが行われ、トークショーには文具王、マグスターさんや、今後八重洲文具室に出展する予定者が出演する。入場無料。


【モリイチ京橋店 概要】

所在地:104-0031 東京都中央区京橋1-3-2
電話:03-3281-3228
営業時間:9時~18時
定休日:土日祝

【八重洲文具室】

https://www.facebook.com/yaesubunguroom

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