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2015年06月24日

浮世絵を立体カードにアレンジ 日本ホールマークが展示会

会場はクリスマスツリーが飾られ、秋冬の雰囲気たっぷり

浮世絵の立体カードは外国人に送ると喜ばれそう

 日本ホールマーク(東京都港区、畦地教子社長)は6月3、4日、東京都品川区の東京デザインセンターで、秋冬の新製品を発表するホールマークフェアを開催し、新作を展示した。大阪では6月10、11日に大阪市のハートンホールで開催した。

 今回の展示テーマは「大切な人と分かち合う幸せな時間」。

 7月~9月発売の洋風クリスマスや和風クリスマス、年賀商品、カレンダー、ダイアリー、秋柄・冬柄商材、また7月、8月発売のエブリデー商品、ユニセフカード、ライセンス商材を紹介した。

 注目は、浮世絵立体カード(8月3日発売、税込410円)。葛飾北斎や歌川広重の代表作「富嶽三十六景」と「東海道五十三次」の作品を奥行のある立体カードにアレンジした。和風クリスマスカードの要望が高いため、印刷から組み立てまですべて日本で行ったメードインジャパンの商品で、人気商品となりそうだ。

 また、同社は昨年、2015年秋から同社が日本における「ユニセフ・グリーティングカード」の製造・販売を行うという協定を、ユニセフと締結した。米国ホールマーク社によるデザインを使用したカードや和柄カード、年賀はがきなどを発売し、売り上げの一部がユニセフに寄付される。ユニセフカードも会場で紹介された。

 会場は、クリスマスツリーが置かれ、クリスマスカードなど秋冬の商材が飾り付けられ、華やかな雰囲気。来場したバイヤーが熱心に担当者から説明を受けていた。

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