ぺんてる(和田優社長)は、7月9日(13時~19時)~10日(9時~17時)、竹芝のニューピアホールで、新製品発表商談会「2015ぺんてる・サマー・エキシビション」を行い、2日間で昨年を若干上回る1200名が来場した。
開催中のISOT会場と利便性の高い場所に変更した。会場では、時流と市場動向を見極め、同社の蓄積された技術力を企画や開発担当者が自らの言葉で伝える機会として、この展示会にかける同社の熱意が感じられた。また業績については増収増益と発表された。
発表された新製品は、超極細0.2ミリでも不思議なほど芯が折れないシャープペンシル「オレンズ」にラバーグリップとメタルグリップ(税別1000円、0.2/0.3ミリ、2016年1月中旬発売)。
プラスするカスタマイズペン「アイプラス」にCool Collection(3本用ボディ税別200円、5本用ボディ250円、10月9日発売)と限定コラボ第3弾HARIBO(3本用ボディ税別250円、5本用ボディ300円、10月9日発売)。
続いて、筆ペンの新コンセプトと筆文字ペン ツイン、クレヨンのシェアパック、ペン軸の色・柄を自分でデザインできるオリジナルオーダーサービス「MY DESIGN」、筆文字サインペン、ノックルボードにフィット、なめらか油性ボールペン「ビクーニャEX」に2000円と3000円、ゆびえのぐ、PFUと連携した暗記スナップのスキャナ対応と資格試験企画など、新製品・新サービスがが発表された。
会場では、新製品や定番製品の紹介に加えて、同社の持つ最新テクノロジーが紹介され、新製品を試し書きしたり、ゆびえのぐなどを体感する来場者で混雑した。
9日午前11時15分の記者発表には、和田社長の他、耒谷(きたに)取締役国内営業本部長、高垣マーケティング推進部長らが出席。
和田社長は「3年前から単独フェア開始して、今回が3回目となる。市場を熟知しているお客様の声を新製品開発に反映させていくことを目的に進めてきて、一つ二つ実を結んできた。従来は1月開催だったが、海外のお客様も来場される中でこの時期が一番良いと判断して変更した。また、昨年まではメーカー6社合同のフェアをやっていたが、私どもには多くの展示会を開催する力はなく、単独でお客様に当社の持つ技術を告知することに一本化した。6月26日に株主総会を行い、増収増益を達成できたが、さらに高見を目指して成長していきたい」と挨拶。
耒谷本部長は「この3年あまり、新しい会社の姿勢を作ってきた。『人々の思いを感じるままに、やさしく表現できる楽しい道具を作り続け、世界を表現する楽しさと喜びでいっぱいにします』のメッセージをお客様に伝えるためにこの展示会を開いた」と話した。
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2015年07月11日
ぺんてる、増収増益を達成 「オレンズ」にラバーグリップとメタルグリップ
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