事務機器メーカーのサカエ(東京都港区、松本弘一社長)は、12月4日都内で開催中のフェアで、パーソナルタイプながら、米国・国家安全保障局「NSA」が定めた廃棄基準と同レベルで極小細断できるハイセキュリティシュレッダー「KS704」(極美Sシリーズ)を発表し、2016年1月12日から発売する。
2016年1月から開始されるマイナンバーを機に、個人情報の漏えい対策への意識が高まる中で、一般家庭をはじめ個人事務所、店舗、小規模事業所などに売り込む。
「KS704」は、NSAの廃棄基準と同クラスのDIN規格による最高のセキュリティレベル「7」を実現。機密情報が多く扱われるオフィス用シュレッダーの極小細断を実現し、内閣府のマイナンバーのガイドラインをクリアした。
また、コンパクトサイズのため、家庭や少人数オフィスなどのパーソナルシュレッダーとして最適。最大細断枚数は4枚。サイズは、幅260ミリ×奥行400ミリ×高さ570ミリ。重量16.5Kg。価格は税抜16万8000円。
松本社長は「当社は、1976年大手シュレッダー企業へのOEM供給からスタート。累計販売は約20万台以上で、日本のシュレッダー市場を牽引してきた。2013年7月からは、OEMで培った実績と信頼を背景に、独自ブランド『Shred Gear』のシュレッダーを発売し、マイナンバー導入を機に拡販に繋げたい」と挨拶した。
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2015年12月04日
サカエ、家庭やSOHO向けにハイセキュリティシュレッダー発表
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