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壮健長寿がうらやましい 百寿のオカモトヤ鈴木和男さんを祝う

2016年09月21日

壇上に立つ鈴木和男相談役

オカモトヤ社長の鈴木眞一郎氏

 9月13日、満100歳誕生日を迎えたオカモトヤ(東京都港区)前会長で相談役の鈴木和男さんを祝う会が、同日午前11時30分から東京港区のホテルオークラで催され、親しい友人、文具オフィス業界の著名メーカー、卸店の各トップと同社が加盟する東京事務用品納入協同組合の執行部役員など178名が集まり、口々に長寿と健康を祝福した。

 鈴木和男さんは大正5年(1916年)東京生まれ、昭和12年(1937年)厳父安二さんの死去を受け、20歳で家業のオカモトヤ(旧名称鈴木紙文具店)を継いで社長に。慶応義塾大学在学中だった。そして第2次大戦中第3師団に入営7年間務めた。終戦でガダルカナルからの帰還船途中で多くの部下を失ったことを生涯の痛恨とした。

 戦後は全力でオカモトヤ再建と、同志を糾合して文具業界の社会的な地位向上の役割を務め大きな成果を挙げた。それにより黄綬褒章(昭和57年)、勳五等双光旭日章(昭和62年)を受けている。

 祝う会は、来場者を代表してコクヨ・黒田章裕会長、パイロットコーポレーション・高橋清相談役がこもごも鈴木和男さんの長寿を祝福し、ともに長い年月で大きな薫陶をいただいたと感謝、続いて友人の若い女性たちから花束を受け、親友の1人石井宏治さんの乾杯発声で開宴。途中日本オリンピック委員会の竹田恆和会長が登壇し、リオ・オリンピックの詳細を語り、鈴木さんに祝福の言葉をおくった。

 宴半ばで二期会ひらやすかつこさんが「流浪の民」「椿姫」「歌の翼に」「落葉松」などクラシック歌曲と、最後は鈴木和男さんの作詞「白昼夢」(小島好弘氏作曲)を独唱した。この歌は鈴木さん自身が登場して説明、太平洋戦争末期に激戦地から帰還の途中、無念にも波間に消えた戦友の鎮魂詩と紹介した。

 祝う会は子息でオカモトヤ社長の鈴木眞一郎さんが日常厳父の人となりを率直な言葉で披露し、各位の祝意に感謝し終幕した。

 会場では鈴木さんは長時間終始立礼で来場客の祝福を受け、元気な姿を印象付けたが、常に背後で眞一郎社長夫人の寿美子さんが手を添えていた。

■100の「ことぶき」

 百寿に、100の「寿」を鈴木和男さんが自ら書いた記念の書を額装して、当日の来会者に渡された。99種の寿に大きな寿を加え、100の「寿」となった。

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