積極的なM&A(企業の合併、買収)を進めている、米国オフィス用品メーカーのアコー(ACCO brands)が、エセルテグループ(Esselte group holdings)を買収した。
社長兼最高経営責任者であるボリスエリスマン会長は、エセルテグループABのオーナーであるJ.W.チャイルズ氏から全株式を3億3300万米ドル(約350億円)で取得する最終的な合意にサインしたと発表した。
エセルテの2015年度売上高は4億5800万ドル(480億円)、償却前利益は6000万ドル(63億円)だった。
アコーはエセルテグループを買収したことにより、オフィス用品の分野で最強のメーカーとして君臨することになる。すでに傘下入りするライツ社(Leitz)、スウェーデンのラピード社(Rapid)など有力ブランドとともに、欧州のみならず世界市場においても最強のブランドメーカーとして、文具、オフィス用品市場に加えて、ホームセンター市場へ拡充すると述べた。
アコーが持つ有力ブランドは以下の通り。
AT-A-GLANCE(r)、Day-Timer(r)、Five Star(r), GBC(r)、Hilroy(r)、Kensington(r)、Marbig、Mead(r)、NOBO、Quartet(r)、Rexel、Swingline(r)、Tilibra(r)、Wilson Jones(r) (The Office Times特約)
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2016年11月14日
アコー、エセルテグループを買収 世界的なオフィス用品メーカーに
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