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2017年08月06日

テーマは「集結、進化。」!ショウワGの2017秋冬コレクション東京

初日午前中に訪れる来場者

星座がモチーフのポケットモンスター スターシリーズ

 ショウワノートとショウワグリムのショウワグループは、8月3日午前、商談会「2017秋冬コレクション」開催中の浅草橋、共和フォーラム3階で記者発表し、両社代表の片岸茂社長が、前期活動と今期方針などについて発表した。

 24日~25日には大阪会場として、大阪OMMビルで開催。同時開催3社計で東京1600名、大阪800名の来場を見込んだ。

 会場入口前に、大きな「ジャポニカ学習帳」のパネル。その隣には、大樹の幹をジャポニカ学習帳で表し、その枝に次々と関連商品が派生する絵が描かれ、今回も学習帳の新ラインナップがパネルなどで大きく打ち出されたほか、キャラクターを取り入れた雑貨や新入学商品などが一堂に展示された。

 片岸社長は記者発表で、「全国で大変な異常気象が続いており、お見舞い申し上げる。当社の現況では、6月末に仙台営業所を東京に、また広島と名古屋の各営業所を大阪支店に統合した。これにより、情報の共有とスピードアップを図り、さらなる販売戦略を徹底し、競合他社に負けない体制にする。6月末に決算を迎え、ここ2期は厳しい状況。妖怪ウォッチ以降になかなかキャラクターの復活がない中でも、ドラえもんやポケモンなど、既存キャラの拡売を図りたい」と述べた。

 続いて「今回のテーマは『集結、進化。』。初めてディズニーがキャラクターに加わり、たくさんの有力キャラが集まってくる。今までのメーカーよりも進化させていき、幅広いところに供給していきたい。そんな中、学習帳メーカーとの競争は年々激しくなっており、当社はジャポニカブランドにさらに磨きをかけていく。中村印刷所とコラボした、水平開きノートは、現在建設中の高岡工場に来年3月に新しい機械が搬入される予定で、来年夏には本格的に量産体制に入る。ジャポニカをご愛顧いただいている既存のお客さまを中心に拡売していきたい。また、日本の伝統文化シリーズでは、稀勢の里学習帳を3月の春場所に発売したところ、毎回品切れとなりご迷惑をおかけした。今度は、日本将棋連盟の監修のもと、『将棋』を10月から発売する。『世界名作シリーズ』ではディズニー、コクヨさんのキャンパスノートとはドラえもんなど、ジャポニカ学習帳とのコラボをいろいろなところで進めていく。ポケモンは昨年のポケモンGOを皮切りに、いろいろな露出があり、売上150%となった。ポンモップについては、みせトートバッグが好調。ショウワグリムでは、教育おりがみを全面リニューアル。価格も若干改定し、No.1を目指す。またおりがみ専業メーカーとしては初のディズニー商品を投入する。撫松庵(ぶしょうあん)シリーズも順調に推移」と話した。

 「今期は70周年を機に、創業時の精神である『常識に拘泥されないアイデアと努力』を基調方針としたい。伝統というものは守るだけでなく、そこに新しいアイデアを入れて新しくしていかなくてはいけない。長年続けてきた学習帳も、新しい時代を迎えて、どんどん進化させないと廃れてしまう」と、力を込めた。

 続いて、開発担当の島取締役が重点商品を説明。今年9月のショウワノート70周年を記念した「世界名作シリーズ」を発表。ディズニー、ムーミン、ピーナッツ、ミッフィーの大人気キャラクターを集結させ、子ども向けと大人向けにの2つのラインで展開する。

 また水平に開ける「おじいちゃんノート」とコラボする「水平開きノート」を展示、日本の伝統文化シリーズでは、日本将棋連盟の監修による「将棋」を発表し、スーパー中学生の藤井聡太四段も登場する。

 またドラえもんとコクヨ「キャンパス」がコラボ、「ジャポニカ フレンド」に新ラインナップの自主学習ノートとじゆうちょうが登場、ポケットモンスター学習帳、ポンモップからは生活雑貨を展示、他社とは異なる細部までの世界観を表現するディズニー商品、ドラえもんシリーズ、ポケットモンスター スターシリーズ、塗り絵セレクション、ハロウィンシリーズ、着れちゃう!ダンボール、スナックワールドなどを紹介。

 ショウワグリムでは、全面リニューアルした「教育おりがみ」、撫松庵ステーショナリーシリーズ、年末商品などを出品した。

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