世界最大規模で開催するドイツ・ニュルンベルク(Nuremberg)の玩具見本市「シュピールヴァーレンメッセ」が、2015年にスタートした文具と紙製品の国際見本市「INSIGHTS-X(インサイツX)」のプロモーションと内容を紹介する発表会が、3月6日午後2時から港区の六本木アカデミーヒルズで催された。在日ドイツ商工会議所の同メッセ日本代表部(乾美帆代表)が企画した。
「シュピールヴァーレンメッセ」と「インサイツX」を代表して、エルンスト・キック社長が「インサイツX」の開催動機について「ニュルンベルクを本拠にする、ファーバーカステル、ステッドラー、スタビロなど、ドイツの最有力文具メーカーから、世界の高品質製品に絞った展示会を秋に開催して欲しいと要望されたことがきっかけで、2015年にスタートした」と話した。
さらに「当初はドイツ、イタリア、スイスなどドイツ語圏を含む欧州を対象に企画したが、多くのメーカーから世界を相手にして、という要望が強く、基本コンセプトは変えずに対象を広げた。フランクフルトで行われる春のペーパーワールドはよく知られているが、文具店の多くは秋の開催希望が多いため、会期を10月にした」と挨拶した。
具体的な展示内容についは同席した運営責任者のフロリアン・ヘス部長が、プロモーションとイベントについてはマーケティング責任者のクリスティアン・ウルリッヒ部長が、それぞれ映像を交え詳細に説明した。
第4回目となる「インサイツX」は今年10月4日から6日までの3日間、ドイツ・ニュルンベルクの国際展示会場1、2、3号館(2万5000?屐砲燃?催される。
会場は6つのゾーンに分けられ、筆記具と関連製品・紙製品、ファイル・画材、クリエイティブ・デスク回り・バッグ小物、文具・ギフト用品がカテゴリー別に展示される。
日本からは、三菱鉛筆、プラチナ万年筆、プラス、パイロットコーポレーション、ワコムが出展する。
昨年の第3回開催には41か国から305社のメーカーが出展、会期中99か国から5578名のバイヤーが登録した。第1回開催から3年で来場者は28%増、展示面積は56%増、出展社は62%増に拡大している。
ドイツを含むEU域内の小売納品ディーラーである独立系組織のゾエネケン、ビューロリンク、ゴールドクローネ、プリズマ、デュオ、ヴェダスなど、有力購買グループが商談を予定している。
出展社のために無料のワークショップ機会も提供され、事前の告知など来場者動員が企画されている。日本からのバイヤー登録者には主催者から複数の特別提供サービスが用意される。
【お問い合わせ】
在日ドイツ商工会議所内日本代表部(乾美帆代表)
電話 03-5276-8826
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2018年03月07日
国際文具見本市「インサイツX」都内で発表会 10月4日~6日ドイツで
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