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2018年05月30日

3回目の開催!年末商材に加えて新製品展開 エコール西日本商談会

新商品イチ押しコーナーを見る来場者

エコール年末商談会の様子

 広域文具流通のエコール流通グループ(ERG、一ノ瀬巌社長)は、5月29日午前10時~午後4時、大阪市のOMMビル2階で西日本エリアで3回目となる「エコール年末商談会」を開催。全585坪の面積に出展社104社が揃い、465店約600名が来場した。

 グループの東京エコール、日東商会、ETS、名古屋エコール、京滋BS、新東光通商、横山、岡山エコール、エスシーの9社が共催した。

 レイアウトは前年を踏襲し、入口正面にグループ9社の各社受付を横に並べて配置。その左右に各コーナーを展開、特に左サイドに「エコール」「新商品イチ押し」「年末シーズンお役立ち情報」の各コーナーを設けて、来場者向けに各種情報を集約。そこを通過して各社出展エリアに行き着く構成にした。

 29日午前9時40分からの開会式で、エコール9社を代表して一ノ瀬社長は、

 「OMMで3回目の年末商談会となった。社長に就任して3年が経過し、その間、当見本市の開始や東京流通センターで大見本市が始まったりと、いろいろな変化が起きている。エコールのモットーとして、販売店の皆さまにどれだけ寄り添えるか。当会場でも買い物しやすい会場作りをしている。QRコードによる動画のPRについて、いかに消費者を伝えていくか。我々はその伝え方を今後も研究し、さらに知っていただく努力をしていく」。

 「最初の第1回見本市では年末商戦に相応しい商品に限らせていただいていた。今回は多くの出展社に出展いただき、年末商材&新製品とくくり、新しい商品をいかにどのようにしてお届けするか、今朝の朝礼でエコールの社員にもどれだけ提案できるかが鍵となると話した。本日は意義のある1日にしていきたい」と挨拶した。

 続いて出展社を代表して、LIHIT LAB.田中社長が挨拶し、西康宏実行委員長(岡山エコール社長)が、

「実行委員会にも岡田副委員長が加わり2人体制となった。組織を固めて、大阪のお客さまに応対していきたい。465店舗が来場する予定で精一杯おもてなしをしていきたい」と開会宣言し、1本締めで開会した。

 エコールコーナーでダイアリー・郵政年賀はがき、アクセスノートブックとエコールノートのエコールオリジナル商品、ダイアリー・家計簿の商品提案、『ECOLEマガジン 2018 Spring』の配布とともに、紙面上で特集されている文具の提案を展開。

 提案コーナーでは、カモ井加工紙のマスキングテープ、こどものかおのスタンプとインクを組み合わせた遊び方、シードの消しゴムスタンプ「ほるナビ」による年賀状用のゴム版作り、クツワの「しゃぼんだま」シリーズの体験会も行い、来場者の人気を集めた。

 また名入れ別製提案コーナーでは、コクヨ、新日本カレンダー、マイツ・コーポレーション、トンボ鉛筆、カシオ計算機が出展した。

 出展メーカー数は104社(うちERG取引メーカーは69社)。銀鳥産業、コクヨ工業滋賀、フランクリン・プランナー・ジャパン、プレーリードッグ、ドン・ヒラノ、ノルコーポレーション、マックス、オート、京の象、デビカ、東洋ケース、吉川紙工、ライオン事務器の10社が新規出展した。

 エコール大見本市や東京エコールと日東商会のバラエティフェアで好評の見どころマップを来場者に配布し、スムーズな仕入機会の場を側面から支援した。

 午前11時からの会見で一ノ瀬社長は「3回目となり、販売店もエコールのやり方をご理解いただいているようで、滞在時間が長くなっている。QRコードによる商品の動画紹介には、40~50社のメーカーの協力を得て約500アイテムになり、QRコード導入店は全国で800店弱。売上に直結するわけではないが、消費者がその場で確認できる利点は大きい。またLINEを活用した情報発信は10店舗が行っている」と述べた。

 9月の大見本市後の10月2日にOMMで、従来の新東光通商フェスタを改称して「エコール秋の見本市/西日本」として開催する。来年以降は11月に行う予定。


2018年6月6日追記

 ERGは6月6日、結果速報を発表し、来場会社259社(前回比93.8%)、来場店舗数444店(同94.8%)、のべ来場者数579人(同97.4%)だった。

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