北海道と青森県一円及び宮城県の一部を商圏に持つ広域複合商社、大丸(札幌市、藤井敬一社長)の新春商談会が、1月17日午後1時30分~5時30分、18日午前9時~午後5時、札幌市中央区のロイトン札幌で開催され、356社912人が来場した。
準備委員会の谷口優二・ステーショナリー営業部課長はテーマについて、「今年は新元号の施行や消費税増税はもちろんですが、超スマート社会の到来も間近に迫っております。新しい時代の幕開けにふさわしいライフスタイル、ビジネススタイルをデザインしていくための第一歩がこの商談会だと位置づけ、商談会のテーマとした」と説明した。
続いて藤井社長より「例年の催しではございますが、今年も皆様に商談会のご協力いただいていることを心より御礼申し上げます。また、昨年秋の商談会では、北海道胆振東部地震の直後にも関わらず、我々の商談会にご協力賜り、誠に感謝申し上げます。地震の直後、道内では観光客が激減し、非常に寂しい状況になりましたが、11月にはほぼ昨年並みの数字に回復しました。消費も決して良いわけではありませんが、地震を言い訳に出来ないくらいの数字が戻ってきています。震災の被災地の復旧は、まだまだこれからではございますが、復旧作業もある意味景気に対しては刺激になるということも事実になります」。
「ようやく北海道も前に向けて歩き出したところです。 今回の商談会のテーマは『変わるのはいつだ、今でしょう。』『新しい時代は自分たちでデザインする。』という意味の表れです。物事を肯定的に捉えると多少困難があっても上手くいくケースが多いです。いずれにしてもこの先課題が多く、激しい一年になることが予想されますが、良い意味でも色々な挑戦の年だと思っています。我々と仕入先様が力を合わせ、お客様に役に立てるご提案を目指したいと考えています。本日からの商談会では、それらを踏まえ、より良い商談会にしたいと考えておりますので、皆様にはそのお力添えをお願いできればと思っております」と挨拶した。
出展メーカーを代表して、アスカ森田浩揮社長が祝辞を贈り、つうけんビジネス岩渕貴仁社長と藤井社長の3氏によるテープカットで開会した。
125社に及ぶメーカーが集う会場内には大丸が独自の提案を行う特設コーナーが設けられた。
各メーカーの新製品を一堂に集めた定番の「新製品コーナー」を筆頭に、働き方改革を主題に商材提案を行う「リスクマネジメント ~防災から働き方改革まで~」コーナー、防災や新しい事務所のあり方をオフィス家具を中心に提案する「ビジネスファニチャー体感コーナー」、話題の商品に直接触れてもらい、良さを実感してもらう「試して合点!~お気に入りを見つけよう~」コーナー、そしてファンシー雑貨やキャラクター関連商品を集めて展開する「ラビタコーナー」の5つのコーナーで商談会のテーマを体現し、来場者の注目を集めていた。
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2019年01月31日
大丸新春商談会 テーマは「time to change ~新時代をデザインしよう~」
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