文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。

文マガ 文具流通マガジン

谷川商事株式会社

文マガ 文具流通マガジン

ホーム > ニュース

ニュース

谷川商事株式会社

ニュース

2019年05月29日

パフォーマンス家具で働き方改革推奨 コクヨ「UPTIS」を発表

UPTISとingを体感し、笑顔の元体操日本代表、田中理恵さん

神の手を持つ治療家・酒井慎太郎氏(左)が図を作成し警鐘を鳴らす。右図は、20代女性患者の現在のうつむき姿勢から20年後を予想した図

 コクヨは、5月27日、東京ショールームで、人間工学と実態調査から導き出した、天板の角度が調整できる新発想のワークステーション「UPTIS(アプティス)」を発表、6月3日から発売する。オフィスワーカーの健康的な姿勢に着目した新たな提案を展開する。

 発表会には、コクヨ上席執行役員の坂上浩三ファニチャー事業本部長、ものづくり本部執務空間バリューチームの赤松広道部長とゲスト2名が出席し、トークショーなどが行われた。

 「UPTIS」は、デスク天板の傾斜角度を水平含めて8 段階に調整ができ、身体に負荷の少ない姿勢に導くことができる、新発想のワークステーション。

 「UPTIS」発売にあたり、「神の手を持つ治療家」と称されている、さかいクリニックグループ代表の酒井慎太郎氏がゲスト出演し、長時間のデスクワークで 「うつむき姿勢」になりがちなオフィスワーカーが陥りやすい課題「デスクワーク症候群」について次のように警鐘を鳴らした。

「パソコンの普及、スマートフォンが普及してからは『頭を前に出した姿勢』や『うつむき姿勢』をとる人が急増。ノートPCはデスクトップ型に比べモニターが低い位置にあることから、よりうつむき姿勢になる傾向があり、首へ負担がかかる。人の頭は『体重の10%』の重量があるため 、首に問題を抱えた患者数が10年前に比べ、数倍近くに膨れ上がっており、若年層も増えてきている」

 その上で、酒井先生は「今回発売される『UPTIS』のように無意識に負担の少ない姿勢に導いてくれる商品を活用し、日常的に首にかかる負担を軽減することが、現代人の働き方では非常に重要視すべき」と話した。

 もう一人のゲスト、元体操女子日本代表で2020年東京五輪・パラ五輪組織委員会の理事を務める田中理恵さんは、UPTISと、発売中の、人の体の微妙な動きに合わせて 座面が360度自由自在に動くオフィスチェアー「ing」を実際に体感し、快適な作業ができると声を弾ませていた。

 UPTISは、5月29日~31日に東京ビッグサイトで開催中の「第6回働き方改革EXPO」のコクヨブースで出品されている。

[最近の記事一覧]

過去のニュース一覧


TOP