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2019年09月12日

オカモトヤ鈴木専務が「働き方改革」で登壇 厚労省主催フォーラムで

オカモトヤの成功事例を説明する鈴木専務

パネルディスカッションが行われた

 オカモトヤ(東京・港区、鈴木眞一郎社長)の鈴木美樹子専務が、9月3日午後2時から品川のザ・グランドホールで催された、厚生労働省主催の「働き方改革」の実例を広く紹介する特別フォーラムで講演した。

 同フォーラム「進めよう!中小企業の『働き方改革』~実例から学ぶ成功の秘訣とは?~」は、実際の成功事例を通じて、政府が唱える「働き方改革」を中小企業に広めるために行われ、働き方相談ブースも設けられた。

 サイボウズの松川隆シニアコンサルタンントの基調講演に続き、企業プレゼンテーションにオカモトヤ鈴木美樹子専務が登壇、300人超の中小企業担当者に自社の改革事例を説明した。鈴木専務は東京圏で長くオフィスディーラーとして継続した社歴を述べたあと、オカモトヤの従業社員の福利事業関係と改革実施内容について紹介した。三和建設森本尚孝社長も行なった。

 その後、パネルディスカッションが行われ、『月刊総務』豊田健一編集長をモデレーターに、松川氏、森本氏、鈴木氏の4人による「『働き方改革』中小企業における課題とソリューション」をテーマに意見を交わした。

 鈴木専務はプレゼンで、「オカモトヤは今年創業103年を迎えました。長い勤務経験を持つ先輩と年々入社する若手社員と早いスピードで変わる社会の動きを同じ速度で吸収理解してもらい、可能な限りのレベルアップを図っています。現在99期で第13次3カ年計画に入っていますが、着手しているのは、振替休日の100%消化、テレワーク導入、時差出勤制度の導入、健康経営優良法人の認定取得へ準備や、定年65歳へ、副業承認任制度の検討、フレックスタイムのテスト運用も考えています。働き方について社内で何度か調査しています。今年4月で育児休業取得率は100%でした。平均残業時間は24時間、有給5日の消化人数は93.6%、在宅勤務社員2名、改革への満足度90.6%、社員の満足度は53.5%でした。今年、ライブオフィスのOACISをオープンして当社の顧客にアピールしたことも、社員のモチベーション向上につながっているようです。本社の壁面を使い全社員の3年後の目標を書いて張り出しました。仕事・プライベート自分の3年後の希望通りになっていることが、会社の原動力につながっています。社員の福利厚生面の充実と効率経営のムダムリのない運営を図ることがこれからの重責と受け止めています」と、時流に沿う内容で注目を集めた。

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