プラス(今泉嘉久会長兼社長)は、新型コロナウイルス感染症の影響で、買い物に困る高齢者への支援にもつながるサービスに乗り出す。
同社は、介護福祉施設向けデリバリーサービス「スマート介護」事業で、高齢者専門宅配弁当サービスを展開するシニアライフクリエイト(東京都港区)と連携し、宅配弁当サービス「宅配クック123」を利用する全国の顧客を対象に、日用品等の注文配達「介護お助け便」を5月18日から順次開始する。
プラスは、「スマート介護」で介護施設入居者の買い物代行を支援する「お買い物サポートサービスCOREIL(コレイル 」の提供を、2019年6月から開始している。一方で、在宅高齢者やその介護者からも、「重いものやかさばるものを自宅に持ち帰ることが大変」という買い物についての悩みを拾い上げた。
そうした声に応えるべく、シニアライフクリエイト社と連携し、日用品、高齢者向け商品などをプラスの全国5カ所の配送センターから、「宅配クック123」の全国約350店舗へ翌日配送し、弁当とともに届ける新サービス「介護お助け便」を展開。在宅高齢者やその介護者のお買い物サポートを開始する。
注文は専用カタログから商品を選んで、弁当宅配時にスタッフに口頭で伝えるだけで完了でき、宅配弁当と一緒に届けるため送料もかからない。
品揃えはトイレットペーパー・ケアシューズなどの日用品、高齢者向け商品、加工食品等の全約200点で、生鮮食料品以外の商品を幅広く用意する。
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2020年05月11日
プラス、宅配弁当と一緒に日用品等を配送 宅配クック123と連携
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