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2011年08月03日

大阪発!文紙MESSEに30%増の6599人が来場  被災地支援も

2日午前中の様子(サクラクレパスブース)

アウトレット会場

 文具の商談会「文紙MESSE2011」(文紙MESSE協議会主催)が、8月1日(月)午後1時~7時、2日(火)午前9時30分~午後5時、大阪市中央区のマイドームおおさか展示ホール2、3階で開催され、今年から2日間共にユーザーに開放されたことで、夏休み中の家族連れなどで大盛況だった。

 2日間の来場者数は6599人で、前回の5074人から30%増だった。内訳は、一般が4384人。業界関係者別では、卸が711人、小売が660人、メーカーが679人、来賓が123人、報道が42人だった。

 初日は、午後スタート直後から来場者が3階の受付に並び、「特に2階は夜の7時まで混雑していた」(出展社)。テレビ局も、関西テレビ、毎日放送、NHKの3局が取材に訪れた。2日目も午前10時頃から会場が混みだし、特に前回の2倍の規模になったアウトレットモールは集客の目玉になった。

 来場者の客層は、一般ユーザーでは、夏休みとあって母と子という姿や主婦層、初日は仕事帰りの女性会社員などが目立った。

 一方で、商談会として「有力販売店も前年より増えたのではないか」(出展メーカー)という感触も。岡山の販売店は「新人4名を引き連れて来ました」と、研修の目的もあったようだ。「ユーザーがいるので、バイヤーは価格交渉など落ち着いた商談ができなかった」という声もあった。

「どのような形であれ、人が集まらないと話しにならない。その意味でこれだけの集客があり、展示会としては良かったのではないか」と、2階に出展したメーカー幹部。

 出展社別では、サクラクレパスが総合力を発揮した展示を行い、コクヨS&T、LIHIT LAB.、クツワ、ナカバヤシなど、地元大阪のメーカーが存在感を見せた。また、トンボ鉛筆がトンボフェアの一貫として出展した他、東京では見られない広島の筆業者も参加した。

 イベントでは、新製品コーナーやアウトレットモールなどに加えて、文具の楽しさ体験コーナーも実施。

 また、「がんばろう東北!がんばろう日本!」を合い言葉に、被災地支援として本格的な東北物産コーナーも開設され、近畿地区に一時避難している東日本大震災の避難家族の招待受付窓口も設けられ、来場があった。 

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