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2011年09月21日

挑戦する姿勢で従来以上に高度な提案を! 大丸藤井秋の商談会 

防災と安全をキーワードにコーナー展開した(札幌)

文房具ブームの中、今年の注目アイテムをさまざまな切り口で来場者に紹介した

 北海道、青森県一円及び宮城県の一部を商圏に持つ広域複合商社、大丸藤井(札幌市、藤井敬一社長)秋の商談会が、9月15日午後1時30分~5時30分、16日午前9時~午後5時、札幌市中央区のロイトン札幌で催され、北海道から最新文具トレンドを発信した。

 15日午後1時からの開会式で藤井社長は「厳しい環境が続く中、東日本大震災で北海道は漁業や観光産業に多大な影響を受けたが、それ以前からの自治体予算の削減や、販売店にとっては買い控えも大きく響いた。この状況で顧客が何を求めているのか、をしっかり把握して使い道、使い方まで従来以上に高度な品質で提案していかねばならないと思う。この会場の全員が、常に挑戦する姿勢と勝つ気持ちを持とう」と挨拶した。

 出展メーカー118社を代表して、ライオン事務器・桑原能章社長が「自然災害も含め各地でダメージを受けているが、人も企業も工夫を凝らし、より良い社会へ頑張っている。私たちは需要を伸ばすアイデアを提案してお客さまに満足していただきたい」と祝辞をおくり、大手書店チェーンの文教堂北海道地区統括店長の青山淳一氏と藤井社長の3名によりテープカットが行われ開会した。

 今回のテーマは「Try Again ー今 私たちにできることー」。

 準備企画委員会の荒井勲事務局長は「提案コーナーの充実が今回企画の大きな目標。お客様の納品、店頭発信に即戦力に役立つ7つのコーナーの内容を、ぜひ見ていただきたい」と話した。

 オフィスでの防災安全対策を提案する「大丸ismー『防災』◆『安全』大集合!」では、関連メーカー25社28アイテムを展示した。担当の商環境システム推進部・白取圭一郎氏は「(1)事前に、(2)復旧に、(3)避難に必要な備え」を分類提案しましたと説明。

 「文具番付Dバージョンpart2」は今年上半期の話題商品を番付け順位で紹介。「今、話題の情報端末コーナー」は東芝・富士通・NEC・オンキョーなど11社の最新スマートフォンを展示した。

 また「ラビタコーナー」はバラエティ15社製品を総合展示、販売店の若い女性が滞留した。

 例年見本市と最新製品の情報を伝える冊子「モノ・フォーカスVol.16」(B5サイズ16ページ)が、今回も見本市特集を組んですべての販売店顧客へ送られ、来場を促進した。詳細な会場見取り図や企画コーナー、話題のトピックス、全出展メーカーとカテゴリー毎の新製品紹介などを掲載した。中でも主要18メーカーが協賛する「アクセスチケット2011秋」はメーカーブースへ持参すると最新サンプルがもらえ、販売店に好評だった。

 例年来場者に人気の「2011秋の新製品コーナー」は25メーカー34アイテムが並び、熱心に見る人の波が絶えなかった。大丸藤井社員が選ぶイチ押しステーショナリー「これ好き*コレクション」とノベルティグッズを集めた「えぬなびぷらす」も行われた。

 またTVチャンピオン「全国文房具通選手権」で3連覇を成し遂げた文具王こと高畑正幸氏(サンスター文具)を講師に、15日、16日午後、「楽しい文房具」がテーマの特別セミナーが企画され、両日とも熱心な聴講希望者が詰めかけ満席だった。

 見本市2日目の16日、午前8時50分の朝礼で中西孝幸オフィスサプライ営業部部長が「第1日実績は受注額昨秋対105%、来場客172社329名。今日1日最後まで全員で頑張ろう」と報告、開会した。

 2日間を終わり、16日午後5時の閉会式で石田満オフィスサプライ営業本部長が「昨秋対比で総受注額は前回比102%、来場社数94%、来場者数101.2%」と発表、所期の成果を収め無事終了したことを感謝し、カシオ計算機北日本営業部・青鹿行男部長の祝辞と手締めで終了した。

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