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業界大手が出展 第18回香港国際文具フェア2018 1月8日~11日

2018年01月29日

会場の様子

コクヨが出展

 2018年世界で最初の国際文具見本市「香港インターナショナル・ステーショナリー・フェア(HKISF)」が、1月8日から11日までの4日間、香港コンベンション&エキジビションセンター(HKCEC)で催された。ドイツ・フランクフルト見本市会社の現地法人メッセ・フランクフルト(香港)と香港貿易発展局(HKTDC)が共催、同じ会場エリアでドイツ・ニュルンベルクに次ぐ規模の香港トイ&ゲームフェアも催された。出展は東アジア各国・地域中心に260メーカーが最新の開発製品を展示した。

 4日間の会期中、107か国から2万960名の来場を記録、昨年の2万821名をわずかに上回った。来場のトップ10は中国本土、韓国、台湾、韓国、米国、日本、タイ、インド、フィリピン、インドネシア、続いてマレーシア、イギリスとほぼ例年同様だったが、今年は韓国からの出展とバイヤーの来場記録が目立った。

 これも前回同様だったが韓国、台湾、タイが会場内にパビリオンを独立出展し、それぞれ地域で開発生産する文具、オフィス用品とクラフト製品を出展、来場者から注目された。

 台湾からはTASI (台湾文具組合)パビリオンで知名度の高い18社メーカーが最新製品を出展した。同組合の麥世昌(ドナルド・マイ)専務理事は「例年のように、台湾文具メーカーは香港文具フェアがスタートして以来毎年出展を続けている。台湾が韓国、台湾、日本、タイ、中国本土などに供給している製品類はすべてこの会場に展示した」と安定市場であると強調した。韓国からも18社が小間を設け、アイデア事務用品を中心に構成した。

 目立って活発な商談を展開したのは中国のメーカー。紙製品、筆記具、オフィス用品など100を超え、地元の香港の出展を合わせ、130社近い出展だった。またASEAN諸国からも参加が目立ち、フィリピン、タイ、インド、トルコの展示にバイヤーが多かった。
 

■日本からコクヨ 不易糊が

 巨大な中国市場とこれから伸びるアジア各国へ輸出攻勢をかけるコクヨが、多くのバイヤーに注目された。同社香港支店に赴任して3年の河田壮一支店長は「大きな中国市場と、東アジア諸国で伸びる文具需要に応える拠点の1つとして働いています。従業員は15名、今回は日本ですでに発売しているペンケース中心に構成しています。活発に営業力を発揮するパートナーを求めています」と語った。

 日本から不易糊工業も同時期開催のライセンシングショーに出展したが、同社国際事業開発担当の下西広行氏は将来伸びるアジア市場へ大きな期待を持っていると話す。

 4日間の会期中、複数のセミナーが催され、デジタル時代の文具ビジネス、最新の文具トレンドとバイヤー交流のディスカッションなど、内外の文具産業と知財関係の情報が発表された。昨年催した文具王・高畑正幸さんの講演同様、最新の業界情報を求める若手の参加が目立った。  

 会場で散見した小間で、エコとリサイクルを工夫して開発したインクから噴射して描く事ができる作図マシーン(メニーグループ)。専用の噴射ノズルを備え、フランス、オランダ、中東諸国からサンプル注文が多く、フェアはじめの2日間で2万米ドルの受注額だった。「オールアーツ」のテーマでデザイン文具を揃えた展示(インド)も注目が集まった。主催社は出展メーカーと海外メディアを集めた朝食会でマッチング機会を提供したが、所期の成果を挙げたようだ。
 

●トイ&ゲームフェアも盛況

 第44回を数える香港トイ&ゲームフェア2018は、文具フェアと同じ会期で催された。合計45か国と地域から2100社が出展した。会場は4フェア、8つの製品ゾーンで分けられ、ニュルンベルクに次ぐ世界2位のトイフェア開催規模を誇る内容だった。4日間の会期中、世界のトイ関係者約5万名が訪れた。また今年で9回目となる香港ベビー用品フェアは27か国から580名が出展、同じ会期で3万3000名のバイヤーが登録、活発な商談を繰り広げた。

 来年の香港国際文具フェアは2019年1月7日~10日 香港トイ&ゲームフェア、香港ベビー製品フェアと共に 今回と同じ会場で開催される。

www.messefrankfurt.com.hk
www.hkstationeryfair.com

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