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トンボ鉛筆、ベトナムに新工場 最大規模投入でアジア生産拠点の中核

2018年08月28日

最大生産拠点をベトナムに建設

7月4日開所式の様子

 トンボ鉛筆(小川晃弘社長)は、ベトナム社会主義共和国ドンナイ省に2017年6月、文具製造販売子会社「トンボ マニュファクチャリング アジア」(TMA)を設立し、新工場を建設していたが、このほど1号棟工場が竣工し、今年7月1日から生産を開始した。7月4日に、同地で開所式が行われた。

 社長は岸野保彦専務が就き、日本からは計3名が赴任。当初の従業員数200名から2019年に700名に引き上げる。

 TMAは、同社生産拠点中(国内1、海外4)、規模と能力で最大で、アジアにおける中核生産拠点として位置付けし、TMA稼働により、同社のトータルな生産力は約1.5倍に増強される。

 トンボ鉛筆は品種および販売量の増加に伴い、1990年に初の海外工場をタイに建設、2003年にベトナム・ビンズオン省トゥアンアン市に「トンボ・ベトナム」(TVL)を建設、6年後の2009年に同国ホーチミン市に「トンボ・ステーショナリー・ベトナム」(TSV)」を増強し、愛知県の新城工場、海外3工場を中心に生産を行っており、筆記具をはじめ修正具やテープのり等、高付加価値製品の開発がすすみ、販売も好調に推移。

 高度な生産技術を要する付加価値品の増加に伴い、国内・アジアのいずれの工場もフル稼働の状況が続いていたことから、新たな生産拠点が必要となっていた。

 竣工したTMAは、第一期では修正具、筆記具、のり類を生産。TMAでは製品別一貫生産方式を確立し、一次生産(材料等)から二次生産(成型等)、三次生産(組立・包装等)を経て最終製品に至る全工程を場内で生産する。

 こうして目指す完成品品質を全工程を通じて管理し、顧客満足度を高いレベルで実現すると共に、資材物流、部材在庫等の適正管理や納期管理を強化してコスト競争力も強化する。TMA以外の4工場も製品別の一貫生産方式にシフトしていく計画。

 尚、TMA工場用地は1号棟の4倍以上確保していることから、今後、2号棟、3号棟の建設に着手する予定。

 小川社長は「ベトナムで3つ目となる新工場では、社名にある通り、アジアの中心的な工場と位置付けし、今後、アジア、欧米市場への供給を強化していく」と重要視した。また岸野社長は「生産拠点の候補地として、アジア各国を検討する中で、ベトナムは教育が行き届き、勤勉な国民性が最適と判断した」と話した。





【新工場の概要】

(1)生産品目: 修正テープ、マーカー、テープのり等(第1期)

(2)所在地: ベトナムドンナイ省ビエンホア市ロンビン区アマタ工業団地内

(3)工場敷地面積 70,055㎡

(4)工場建築面積 10,752㎡ 延べ床面積14,853㎡(一部2階構造)

(5)主要設備 射出成型機、印刷機等

(6)従業員数 700名(2019年)


【TOMBOW MANUFACTURING ASIA CO., LTD.の概要】

社名: 「TOMBOW MANUFACTURING ASIA CO., LTD.」 略称「TMA」(トンボ マニュファクチャリング アジア)

所在地: Plot No.514,Road13,Long Binh Industrial Park(Amata),
Long Binh Ward,Bien Hoa City,Dong Nai Province,Vietnam

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