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オカモトヤがライブオフィス「OACIS」披露 働き方改革の実践事例を紹介

2018年11月15日

カンファレンスルーム

オカモトヤ 鈴木眞一郎社長

 東京の港、中央、千代田3区を軸に首都圏一円に市場をもつ情報事務機器大手のオカモトヤ(本社・港区虎ノ門、鈴木眞一郎社長、資本金7000万円)が、本社近くのビルスペースを確保し新たなライブオフィスを開設した。通常の社員執務に供すとともにデスク、チェア、会議テーブルと什器備品にいたるすべてを顧客へのプレゼンテーションに活用する。

 大手家具メーカーなどが、顧客アピールを目的にショールーム化したオフィスを設けるケースはあるが、都市型オフィスディーラーが独自に設営するのは珍しい例といえる。

 11月12日、専門誌紙を招いて披露、オアシスの管理運営チーフの星野佑子・働き方改革推進部ICTグループ担当から詳しく説明された。

 ライブオフィスの名称は「OACIS(オアシス)」。「Okamotoya Communication Innovation Synergy」から命名した。

 本社に隣接する虎ノ門実業会館ビル新館2階の広さ約340㎡(100坪)を賃貸し、今年春から6か月かけて完成、8月初旬から供用を始めた。

 オアシスは、同社のITおよび家具部門の営業40名と情報処理担当が働く。採用した家具什器はコクヨ、オカムラ製品。オアシスで作業するスタッフは一部を除きすべてフリーアドレス制で、スペースはファンクションエリア(複合機など機器関係とロッカー)、ワークエリア(作業スペース)、ダイバーシティエリア(特定作業、集中作業、個別事務作業)に3区分した。帳票類、文具小物、消耗品は1箇所に集中管理した。業務の効率化と快適なオフィス環境づくりを主眼に構成する。

 入口にはオアシスのサイネージ表示を設置。出入りはすべて社員IDのカード式、指紋の登録認証もできる。一般人は原則無断で入室できないことで、セキュリティが保護される。カードで出退勤管理、残業処理も行われ、内外作業の連絡は基本的にすべて無線LANと社内Wi-Fiで行う。

 すでに10月からライブオフィスとして稼働し、働き方改革を実践する事例を顧客が視察に訪れるなど、反応は好調という。

 新オフィスの開設と同時に本社の第1オカモトヤビルのリニューアルにも着工、計画と実施、運用管理は鈴木美樹子専務を主軸に進行した。10階全館を顧客プレゼンテーションを目論むフロアづくりに着手し、1、2階の小売部門も「和」をテーマに全面改装中で、2月に新装オープンする。


 オカモトヤは1912年創業。今年107年目を迎え、2017年決算で売上高64億7000万円を記録し、現在経営計画第12次3か年計画の最終年次に入り、すでに首都圏3区の再開発、2020年オリンピック関連特需の節目を迎え一層のスピード感が求められている。

 同社は先の第11次3か年計画で中堅ディーラーの文秀堂、ヤマグチを傘下に収め、今年10月には千代田区に本社を置く、国際オフィス(畑田正樹社長)がM&Aでグループ入りし、社員数も計160名となり首都圏での営業マンの士気が高まっている。

 平成6年竣工の第2ビルが虎ノ門再開発地域となり、大手オフィスビル不動産業の森ビルなどが推進する高さ250メートルの新ビル建設へ整備が進行する中、2020年には近くに地下鉄の新駅もできる。ビルは2022年をめどに入居する予定だ。

 同社の直近の社内調査によると、顧客満足度94%、平均残業時間27時間(月間)、育児休暇取得率100%、社員満足度41・3%の数値が出ている。現在総社員の平均年齢は42.8歳、女性社員の比率30%。顧客満足度を97%とすることを目標としている。

 鈴木社長は「従来の文具店、オフィス用品販売の流れが激変した。業種業界がクロスして行く中で、生き残りのために思い切った施策を取らなければ企業価値と社員全員の安心が図れない時代」と述べている。


【株式会社オカモトヤ ライブオフィス(オアシス)】

東京都港区虎ノ門1-1-21 虎ノ門実業会館ビル新館2階
本社電話 03-3591-2251(代表)
http://www.okamotoya.com

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