リコーは、A4カラーレーザープリンターの新製品として、
「RICOH SP C342/C342M/C341」、2機種3モデルを、6月23日から発売する。

　2010年12月に発売した「IPSiO SP C320」の後継機として発売するもの。本体サイズは幅400×奥行480×高さ387mmとコンパクト設計。400mmは一般的な袖机と同じ幅で、通常のオフィスでの設置はもちろん、流通・小売業の店舗や調剤薬局・銀行の窓口などスペースが限られた場所への設置が可能。

　基本性能として、連続プリント速度はカラー、モノクロともに25枚/分の高速印刷を実現し、耐久性も36万ページと安定した印刷品質を維持。また、別売の「リコー 個人認証システム AE2」との連携により、ICカード認証を使った出力管理が可能となり、印刷物の取り間違えや取り忘れによる情報漏えいの抑止に効果を発揮する。

　さらに、「SP C342/C342M」は、新たに4.3インチのカラー液晶タッチパネルを搭載し、直感的な操作性を提供。「リコー 個人認証システム AE2」や「リコー カンタン私書箱プリント AE2」（ともに別売）と連携することで、印刷前に印刷ジョブをパネル上で確認することができ、不要となった印刷内容を削除するなど、ミスプリントの抑止に寄与する。

　さまざまな業種業務における店舗用/窓口用プリンターとして、また、一般オフィスにおける分散プリンターとして、導入を進める。

　価格は「SP C342/C342M」が14万8000円、「SP C341」が9万8000円。すべて税抜。