キングジムは、世界112言語※1を瞬時に翻訳し、窓口業務で使用できる2台1組の据置型翻訳機「ワールドスピーク」HYK150(2台入り、税込16万2800円)を7月30日から発売する。

　「ワールドスピーク」HYK150は対話しながら使用できる2台1組の据置型翻訳機。

　2019年に「ワールドスピーク」HYK100を発売し、ホテルや市役所などに導入され、好評を得ている。今回は新機能を追加し、リニューアルモデルとして発売。会話ボタンを押しながら本体に向かって話すと、ペアリングしたもう1台の端末に翻訳結果が瞬時にテキストで表示され、音声で読み上げられる。

　8.0インチの大きな画面で、翻訳結果が会話順に表示されるため、視覚的にも分かりやすい仕様となっている。

　今回発売する、「ワールドスピーク」HYK150は、新たに翻訳結果とともに翻訳前の会話内容をテキストで表示できる機能が追加された。翻訳前のテキストは相手が選択した元の言語で表示されるため、会話内容をより正確に理解できる。

　また、ペアリングした2台とも同じ言語を選択することで、自分の発言をリアルタイムで相手の画面へ表示させることが可能となり、アクリル板が設置された場所や、ソーシャルディスタンスが必要な場所でもテキストとして情報を伝えることが可能。

　通信方法は無線LAN・有線LANに加えSIMカードの使用が可能になったため、使用している環境に合わせた通信方法を選べる。※2　(G)


※1　2021年7月時点

※2　HYK150購入時にはSIMカードは付属しない