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2011年11月10日

海外売上をさらに拡大へ 1位に日興商会 第43回コクヨKJM表彰大会

黒田社長が経営方針を発表(11月8日高輪)

売上ベスト10の15社代表

 コクヨ(黒田章裕社長)は、同社製品の年間販売に貢献するKJM(コクヨジュウリーメンバーズ)会員のうち上位155社代表を、11月8日東京港区のグランドプリンスホテル高輪に招き、「第43回コクヨジュウリーメンバーズ表彰大会」を開催、日興商会(尼崎市、藤繩健一社長)が1位に輝いた。

 午後3時45分、黒田社長から会社近況と新開発製品による市場展開などの説明でスタートした。

 黒田社長は今期売上高を2620億円と発表し、「厳しい景況にあって売上伸長に苦戦を強いられたが、営業利益は40億円を確保した」と話し、新たに分社化から事業機軸に重点をおいた経営へ転換すると述べた。

「当社は担当事業、地域など地域密着によるキメこまかな販売策を実施するため、分社化による実施を行ってきたが、グローバル事業展開の方針を徹底するため、事業ごとに機軸を確立する経営へ切り替える。大別するとファニチャー部門(コクヨファニチャー・黒田英邦社長)と文具部門(コクヨS&T・森川卓也社長)、および販売総括のコクヨマーケティング(山崎稔社長)の3本柱を軸にする。2010年現在、総売上に対する海外売上は3%だが、2020年には30%へ伸ばす。国内では『顧客に選ばれ続ける』の方針を強め、市場創造型商品の積極開発を行う」と話した。

 また成熟化、市場縮小化のファニチャー事業は、「顧客に提案提供する製品について、真に顧客の利用価値に適合するかを常に検証しながら取り組む」と考え方を説明した。

 続いて黒田康裕副社長がコクヨグループの代表者12名を壇上で紹介、小憩後、表彰式に入った。

 今期のエメラルドコース(文具部門)のKJM会員店売上は前年比87.6%(コクヨS&T売上は94.9%)、ダイヤモンドコース(ファニチャー部門)は同94.8%(コクヨファニチャー売上は102.1%)だった。

 取扱高増額ベスト30社、各部門の売上上位30社を、順次壇上で黒田社長からそれぞれ謝辞とともに記念品を手渡した。今期も年間を通して文具、家具の両部門ともトップ売上は、日興商会だった。


【ベスト10位社名】

1位 日興商会(尼ケ崎)

2位 富士ビジネス(東京)

3位 志正堂(東京)

4位 三喜工業(東京)

4位 クラブン(岡山)

5位 文祥堂(東京)

5位 オカモトヤ(東京)

6位 栗田商会(名古屋)

6位 リリカラ(東京)

7位 千葉測器(千葉)

8位 兼重白山堂(大阪)

8位 モリイチ(東京)

9位 二宮総行(千葉)

9位 オフィックス(東京)

10位 丸天産業(名古屋)

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