1月5日、東西の文具業界で合同賀詞交歓会が催され、2012年がスタートとした。
東京は午後6時から中央区日本橋蛎殻町のロイヤルパークホテルに490名の生産、流通、販売関係5団体会員が集まった。
当番団体の東京文具工業連盟・小川晃弘理事が進行役を務め、今泉嘉久会長は「新年早々、米国のコダック社株価低迷で上場廃止のニュースにショックを受けた。大手の名門企業の衰退は社会の大変動を示している。今年のキーワードはイノベーション(革新)だ。とりわけ流通ビジネスのイノベーションが進む」と挨拶。石川真一副会長の発声で乾杯し、出席者は、忙しげに会場内を年賀挨拶に歩き回った。
一方、大阪業界は5日午後4時30分、大阪市内のヒルトンホテルに230名が参集、当番の大阪文紙事務器卸協同組合・松本武久理事長が「厳しい年明けだが、力を合わせ頑張ろう」と挨拶、賑やかに賀詞を交わした。
席上、平成23年度旭日双光章を受章した杉浦敬久・ハグルマ封筒会長と大阪府産業功労者表彰の南里貫太郎・南里文具店代表の栄誉を祝福した。
名古屋業界は市内の名古屋国際ホテルで催した。当番団体の中部文具工業協同組合・舟橋正剛理事長が「不安定な経済情勢のなかで、我々は本業に注力し、着実な成果を挙げよう」と挨拶、100余名の参加者と祝杯を上げた。
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2012年01月06日
東名阪で賀詞交歓 「今年こそ」の掛け声で 1月5日
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