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2012年01月13日

来場者数20%増 文紙フェア 「旬の売場」作りに欠かせない情報満載

開会式で挨拶する内田代表幹事(1月11日浅草橋)

来場者の中でも卸は来週から始まる見本市を前に「予習」の場として活用

 文具・紙製品メーカー40数社が集結した第9回となる「2012文紙フェア」(ステーショナリー情報委員会主催)が、1月11日~12日(両日とも午前9時~午後5時)の2日間、東京都台東区柳橋の共和フォーラムで1階から4階フロアを使用して開催され、2日間で前年比20.6%増の1179名が来場した。

 第1回開催は2004年、26社でスタートし、2012年は44社(新規1社)と拡大して、恒例の見本市として定着してきた。

 初日11日午前8時40分から開会式で、主催者代表幹事の内田高行氏(オート会長)は、「業界を取り巻く環境は大変厳しいが、この状況下でも生き残っていかなければならない。文紙フェアも9回目を迎えることができた。9年前26社でスタートした時から比べれば、44社に増えただけでなく、内容も成長していると実感している。これも毎回来場いただき、厳しい目と温かいご支援をしてくださったお客様があったからだと、心から感謝している。今回も色々な企画を用意。今年は、見ていただくだけでなく、触っていただき、納得していただくをテーマに、お客様に接していきたいと思う。そのためにも、積極的に声をかけ、ブースに呼び込むことを全員で実行していく。そこでお客様が何かを見つけてくれれば必ず満足していただける。満足し、喜んでくれることが、最大の成果だと思う。来年10周年を迎えるためにも、今年の見本市をがんばろう」と挨拶した。

 フェアのテーマは「新しさの創造」。

 来場者は受付のある1階で、文紙フェア大賞、新製品コーナー、アウトレットセールを一覧することができる。フェアのアウトラインを掴んでもらう仕掛けだ。

 その後は、4階まで上がり、4階~2階の各社出展を回る。出展社は定番品、今年1月から3月にかけて発売される新製品の他、あるメーカーは今秋発売予定製品も紹介。別のメーカーでは出品したキャラクターのイベントも告知されるなど、「旬の売場」作りに欠かせない情報が満載だった。

 また2011年10月以降に発売された新製品の中から、大賞を選ぶ文紙フェア大賞や、売上増と集客効果に繋がる好評のアウトレットセールも継続して開催。

 12日午後1時30分から、文紙フェア大賞が2階で発表され、金賞に「切り抜きプロ(複合式ハサミ・カッター)」(オート)、銀賞に「プレミアムCDノートブック」(アピカ)、銅賞に「大人の鉛筆『彩-irodori-』(茜)(藍)(黒)」(北星鉛筆)、「おもしろ消しゴムセット」(ニュークイン)、「おふろdeキットパス ネットセット」(日本理化学工業)が選ばれた。

 来場者の日別では、初日437名に対して、2日目が742名と前年の574名から集客を伸ばし、初日は約20分、2日目は30分延長した。傾向では、量販関連の来場者数が増加し、通販関連の来場者も目立った他、都内の文具店団体への来場訴求で、一般店も多数来場した。インターネットの来場申し込みは前年比10%増の206件だった。

 なお、2012年夏の文紙フェアは、2012年7月19日(木)~20日(金)に同会場で予定する。

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