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ヤフー アスクルの筆頭株主に BtoC事業で全面提携、日本一目指す

2012年05月01日

アスクルとヤフーが提携するスケールメリットを語る岩田社長

今回の提携による暫定コードネームは「ヤスクル」。右はヤフー宮坂CEO

 ヤフー(宮坂学CEO)と、オフィス用品通販最大手のアスクル(岩田彰一郎社長)は、4月27日都内のホテルで会見し、同日コマース関連事業領域における業務・資本提携契約を締結したと発表した。ヤフーはアスクルの筆頭株主となる。

 2社は日本国内におけるBtoCのネット通販で強力なタッグを組む。

 アスクルは、今回の提携により、ヤフーが運営する「Yahoo!ショッピング」で、生活用品をはじめとする一般ユーザー向け商品を揃える中核的な事業者として、2,500万人を超えるユーザーに対して、ヤフーと一体となり、ネット通販事業を展開することが可能となる。

 また、ヤフーのEC(電子商取引)市場に出店する他の事業者に対して、アスクルの物流インフラを用いた商品の配送やアフターサービス等を提供することで、将来的な売上増に繋げる。

 一方、ヤフーも、EC市場でアスクルが強みとする生活用品などの一般ユーザー向け商品を拡充することが可能となる。両社は商品の仕分けや配送、ネット決済といった機能を順次統合する。

 アスクルは、今回の資本提携で、ヤフーに対して第三者割当により新株式を発行する。これにより、ヤフーはアスクル株式の42.47%を取得し、プラスの持株比率は26.8%から15.42%となることから、ヤフーがアスクルの筆頭株主となる。ヤフーは5月20日付で払い込みを完了し、アスクルに取締役2人を派遣する。

 アスクル岩田社長は「日本のECを変えていこうという高い志のもとで、両社の思いが一致した。アスクルの売上高は今期2000億円を達成する。BtoB事業は第2成長期がスタートし、オフィスや病院で必要なものは、今年5月には業界最大の20万SKU超を提供でき、日用品の売上は約400億円。当社の品揃え、価格、物流システム、顧客サポートに、ヤフーの集客と決済を組み合わせて、日本一のEC事業を目標にする。またアスクルは、5年後に連結売上高5000億円超、連結営業利益200億円超を目指す」と話した。

 またヤフー宮坂CEOは「詳細は今後詰めるが、やるからには爆速で、年内に第1弾のサービスを始めたい。スマートフォンを意識して作り込み、ヤフーの中の一番いい場所に出していくことも検討する」とスピード感のある展開を語った。

 ヤフーの連結売上高は3020億8800万円(平成24年3月期)、アスクルは同1970億7000万円(平成23年5月期)。
 

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