東京・虎の門で明治45年(1912年)6月創業の大手オフィスディーラー、オカモトヤ(鈴木眞一郎社長)は、創業月にあたる100年目の6月6日午後5時30分から千代田区の帝国ホテルに納品先顧客、主要仕入れ先、加盟する東事協(東京事務用品納入協同組合)同業者など280名を招き、創業100周年謝恩会を催した。
冒頭ステージに立った鈴木社長は「本日100周年の謝恩会を催すことができたのは、ひとえにお客様、メーカー、卸の仕入れ先、株主、そして社員と家族の支援です。事業に必要な運・鈍・根を得て現在があり、これからも感謝の心をもち続け、厳しい変化の時代に対します」と挨拶、100年来の顧客、竹中工務店渡邊暉生副社長とリコー近藤史朗社長が祝辞をおくった。同社本社がある港区役所の内藤克彦副区長へ、100周年に因んで100万円を寄贈、続いて今年96歳になる鈴木和男会長の謝辞と発声で乾杯、開宴した。
招待客は日本の経済界を代表する大手企業と長年の継続顧客および有力大学教授、出版放送メディアなどを網羅、取引先メーカー、商社も全国ブランドの代表が顔を揃えた。
宴半ばでオカモトヤ100年の歩みを動画を交えた映像で紹介、また鈴木社長と慶応義塾大学同窓である、公益財団法人日本オリンピック委員会竹田恆和会長が飛び入りで祝辞を述べた。
当日のサプライズエンターテイメントとして、由紀さおり、安田祥子ディナーショーが用意され、真紅のドレスを着た二人がステージに登場、100年に因んだ童謡を次々に披露、会場に降りてリクエストに応じた。終幕はデュエットによる「夜明けのスキャット」で拍手喝采に沸き、時間を延長して熱唱した。最後に鈴木美樹子常務取締役営業本部長が、更なる飛躍と努力を誓って、午後8時45分閉宴した。
□ 「オカモトヤ100年史」を制作 □
オカモトヤは、今年創業満100年を迎えたのを記念して、同社の編纂委員会が2年間かけて制作した「感謝の心でこれからも。『オカモトヤ100年史』」が、同日、謝恩会来場者へ渡された。
A4サイズ192ページの同書は、明治初年の揺れ動く社会情勢と草創期のエピソードを紹介、時代変化に合わせ経営体を変えて対応した時々の事柄を記述した。全編を8章に分け、カラー写真を交え、社員の動向、会社のイベント、欧米研修で合理化への具体的な取り組みを進めた事例も掲載した。文中、同社経営組織に所属する社員グループの顔社員と活動内容も詳細に紹介している。
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2012年06月07日
由紀さおり、安田祥子ショーに興奮 オカモトヤが創業100周年式典
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