7月4日から6日まで、東京有明の東京ビッグサイト東ホールで開催する、文具の国際見本市「第23回国際文具・紙製品展（ISOT2012）」が4日開幕した。

　4日午前9時40分から開会式が行われ、主催社のリード・エグジビション・ジャパン石積忠夫社長は、「今展示会には1436社が出展し、さらに拡大したことで、アジア最大級の文具展示会になった。出展社の皆様が積極的に売り込みすることで、文具業界がますます活性化することを期待したい」とあいさつした。

　ISOTはISOTワールド2012の総称で、文具・雑貨・販促の商談専門展の中で開催され、ISOTと第4回販促EXPOで展開する。またGIFTEXワールド2012として、第7回国際雑貨EXPO、第4回ベビー&キッズEXPO、第3回ファッション雑貨EXPO、第3回テーブルウェアEXPO、第1回キッチンウェアEXPO、第3回DESIGN TOKYO(東京デザイン製品展)の6展が同時開催される他、5日～8日には西展示棟で800社が出展する第19回国際ブックフェアも開催される。

　来場者数も2011年の6万8868人から8万人(うち海外来場者数4000人)を見込む。海外の有力バイヤーを招待するなどして、前年244名から400名に増加させる予定で、初日は香港最大の文具販売店が総勢14名で会場内の仕入れにあたる光景も見られた。

　次回のISOT2013は、今年よりも1週間早まる6月26日～28日に同じく東京ビッグサイトで開催される。