オルファ(大阪市、岡田真一社長)のロングセラーカッター「ブラックS型」(品番/2B・2BS、231円)が、カッターナイフで初めてとなる、立体商標権を取得した。登録日は今年3月23日。
立体商標とは、立体的な形状に対して与えられる商標権。単に形状が特徴的であるとか、デザインが優れていれば登録されるといったものではなく、需要者の間に広く認知され、他社商品と容易に識別できる事が登録の重要な条件となる。登録されると、コピー商品等の粗悪品の排除に繋がる。
立体商標登録の例では、キューピー人形(キューピー)やカーネル サンダース立像(日本ケンタッキーフライドチキン)などがある。
「ブラックS型」は、昭和45年の発売以来、デザインやカラーを変えることなく、40年以上販売を続けているロングセラーの小型カッター。シックなブラック塗装の金属ホルダーが特徴で、世界中で愛用されており、累計販売本数は1億本を超えている。
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2012年07月31日
オルファの「ブラックS型」 カッターナイフで初めて立体商標権を取得
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