カシオ計算機(樫尾和雄社長)は、11月26日午後、品川で発表会を行い、新規顧客獲得とリピート顧客増大、そして競争優位性の確立を強力に支援する新開発の「カシオサイネージ」を核に、店頭広告の革新を目指す新事業を2013年1月から開始する。
「カシオサイネージ」は、導入店の特性に合った投映キャラクターを自由に選ぶことができ、リアルさを追求したキャラクター型のスクリーンから来店者に語りかけることで、極めて優れたアテンション効果を実現する理想的な店頭広告ツール。
同社が2年前に開発したハイブリッドプロジェクターを搭載し、先進のレーザー&LEDハイブリッド光源により、光源寿命約2万時間を実現した。
投映するキャラクターは簡単に変更でき、リピート顧客を飽きさせない。また店舗に置きやすいコンパクトサイズを実現しており、設置工事も不要。さらに、多国籍の来店者に向けたマルチ言語対応、光源寿命約2万時間の実現など優れた特長を備えている。
さらに、電子クーポンの発行などクラウドサービスも同時に提供することで、店舗の競争優位性を強力に支援する。
発表会で樫尾社長は「新製品というよりも新規事業として発表する。お店にとって一番目に付く場所は店頭。そこでモニターではなくリアルな映像物体でお客様に話しかけるサイネージができないかという発想から開発した。それだけではなく、バックヤードのクラウドサービスとの連携により、スマホなどを活用してお店独自の販促サービスができる」と、店頭販促ツールとして訴求した。
狙うターゲット層は、「コンビニエンスストア、ファーストフードやレストランなどを想定し、国内はサイネージ系に明るい流通業、また海外ではカシオ現地法人を経由して販売する」(同社)。
価格は約100万円前後。初年度(~2013年3月)が2000台、来年度は2万台の販売を見込む。1月から日本、米国、英国で同時発売する。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2012年11月26日
サイネージ事業、店頭広告ツールとして1月から展開 カシオ計算機
[最近の記事一覧]
- 2025.10.03コクヨ コーポレートサイトをフルリニューアル
- 2025.10.02プラス、AIによるオフィスレイアウト自動生成技術を共同開発
- 2025.10.02キヤノンMJ 官公庁に「情報公開支援システム」提供
- 2025.10.01セキセイ、大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオンに出展中 「雅風」など出品
- 2025.10.01クツワ 公式ホームページを10月1日から全面リニューアル