明光商会(東京都中央区、土岐勝司社長)は、2月22日、東京中央区の本社2階ショールームで、「2013年全国新商品発表会」を開催し、276社549名が来場。シュレッダーの新モデルを発表した他、新規事業への参入も開始した。
同社は、世界初となる新梱包機能を搭載した「MSX-F700SAB」、高い処理能力とくず容量をアップさせた「MSX-F700SV」、「MSX-F450SV」の3機種を新たにMSシュレッダーMSXシリーズにラインアップを追加し、2月26日から発売開始した。
今回発売する「MSX-F700SAB」は、世界初となるクリーン&イージー機能「セミオートバインディング」(半自動梱包)を搭載し、多くのユーザーの要望でもあったくず交換の手間を画期的に削減した。
「セミオートバインディング」は、あらかじめ結束されたくず袋に細断されたシュレッダーくずが満杯になるとランプで知らせ、とびらを開け結束ハンドルをあげて押し込むだけで自動的にくず袋の口を閉じ、くずこぼれなく簡単にくず交換をすることが出来る。
また、新規事業として、大型破砕機市場に参入すると発表し、機密文書等をダンボールごと一括処理可能な破砕機「MSC-3000」を同日から発売した。
今回発売する「MSC-3000」はダンボールごとの一括破砕処理が可能で、1時間当たり3,000kgの処理能力を持つ大型破砕機。
現在、日本国内の倉庫業・古紙原料問屋等で使用されている大型破砕機は海外からの輸入品が多く、使用ユーザーからメンテナンスに対する不満があった。MSC-3000は国内生産を前提に開発を進め、生産からメンテナンスまで一貫して自社での迅速な対応を可能とするものづくりを行なった。
保守・メンテナンス対応には、グループ会社、明光フィールドサービスのサービススタッフが迅速に対応することで、初年度2億円を見込む。
午前11時からの記者会見で、土岐社長は「2010年に社長就任して、順調に売上、利益ともに拡大し、3期連続で増収増益を果たした。2013年新モデル発表に際してのコンセプトは次世代差別化商品。セミオートバインディングを搭載した画期的な新製品や2012年モデルの世界戦略機をさらに進化させた他、従来市場とは異なるマーケットにも参入する」と挨拶した。
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2013年02月28日
明光商会フェア開催 半自動梱包機能を搭載したシュレッダーを発表
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