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2014年03月26日

ゼネラル 100年史を発刊 最先端技術が歴史を紡ぐ

日本のカーボン紙の歴史を作った「ゼネラルカーボン紙」(復刻版)

時代をうつして100周年(ゼネラル100年史)

 プリンター用インク、リボン、カートリッジなど産業用備品とインク等を生産するゼネラル(大阪市城東区、桑田正則社長)が、今年創業100周年を迎え、記念誌『時代をうつして100周年(ゼネラル100年史)』を制作した。

 同社は大正3(1914)年、京都府出身の初代芦田重之助氏が、近代化を急ぐ我が国の産業事務需要を見越して、大阪市唐物町に資本金3000円で「東洋複写紙製造合資会社」を設立した。昭和10年には洋紙カーボンを「ゼネラル」ブランドで発売し、同18年には台湾台北市でカーボン紙と謄写版インク製造を行うなど、アジア各国市場へ積極的な進出を行った。

 その間、ドイツから洋紙塗工機械を輸入するなど、生産工程の合理化を図り、国内シェアトップの位置を安定させた。

 昭和20(1945)年の敗戦後はいち早く謄写版原紙とインク生産を始め、同32年にはカーボン紙、謄写版インクの日本工業規格(JIS)の指定を受けた。同35(1960)年に社名をゼネラルに改称、この間プリンターインク、リボン、熱転写紙、感熱インクロールを製造、同48年以降はシュレッダー、テープカートリッジ、糊テープ「ピタタ」、書類整理の「イージーキャビネット」を開発するなど、最先端技術を製品化に応用して成功した。

 平成21(2009)年にゼネラルがゼネラルホールディングズに改称し、同年ゼネラルサプライがゼネラルに改称した。

 100年史は創業期の沿革から発展期、安定成長期、激動時代を正確な記録と写真資料などで詳述、更なる発展へ未来を展望する若手社員の座談会、および巻末の資料編からなっている。

 桑田社長は「この3月に満100年を迎え、長年月にわたってお取引先と社員のあたたかい支援に支えられて来たことを心から感謝し、更なる未来発展へ一丸となる決意です」と語った。A4サイズ94頁。

【ゼネラルホールディングズ株式会社】

北田恵一社長
資本金9900万円
売上高207億円(2013年実績)
従業員21名
本社は大阪市城東区

【ゼネラル株式会社】

桑田正則社長
資本金3億6000万円
売上高164億円(2013年実績)
従業員284名
本社は大阪市城東区および東京都千代田区西神田(2本社制)

http://www.general.co.jp

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