カシオ計算機は、黒・赤2色印刷を低コストで実現するページプリンタ「SPEEDIA(スピーディア)GE5000-BR」のプリンタドライバ(PC用印刷制御ソフトウェア)をバージョンアップし、シヤチハタの電子印鑑に対応。3月2日からカシオ公式サイトのサポートページで無償公開する。
カシオは、1985年4月にページプリンタの初号機を発売。2013年には、黒色トナーと新開発の赤色トナーにより、約5.4円/枚1の低ランニングコストでの2色印刷を実現した「GE5000-BR」(税抜178,000円)を発売。訴求ポイントを赤文字で表現したい店頭POP用途などを中心に展開している。
一方、シヤチハタは、電子印鑑ソフトウェア「パソコン決裁」を1995年から発売。改ざんや複製を防止する高度なセキュリティを備え、文書ファイルに対して安全に電子捺印が行えるシステムとして、電子化による業務改善を推進する企業から高い評価を得ている。
今回の新プリンタドライバ(カシオ製)は、新たにシヤチハタの電子印鑑に対応。あらかじめシヤチハタ製の電子印鑑を登録することで、様々な書類に印影を入れて「GE5000-BR」から印刷ができる。
新プリンタドライバで捺印位置を指定すれば、文面は黒色で、印影を赤色で色分けしてプリント。また、捺印情報をQRコード化して電子印鑑とともに印刷することも可能。
スマートフォンなどでQRコードを読み取れば、「いつ・誰が・どの電子印鑑で・どのドキュメントを・どのプリンタで」印刷したかを確認できる。
電子印鑑印刷・QRコード印刷ともに、新プリンタドライバで指定できるので、アプリケーションソフトを問わずそのまま活用でき、見積書・納品書・検査票など都度、手で捺印が必要であった煩わしい作業の省力化に貢献する。
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2015年02月18日
カシオのページプリンタ シヤチハタの電子印鑑に対応
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