リコー(三浦善司社長)は、2016年3月末日をもってジアゾ複写機(青焼きコピー機)の消耗品の販売を終了すると発表した。
同社は、理化学研究所で開発され、ジアゾ複写機の消耗品である感光紙の提供のため1936年に設立(当時は理研感光紙株式会社)。感光紙に加えジアゾ複写機本体も提供することで、約80年にわたり日本の産業や社会の発展に貢献してきた。
しかし、近年の急速なネットワーク化やデジタル化などにより需要が減少し、2007年にはジアゾ複写機の製造を終了。感光紙などの消耗品の販売を終了する。
対象品目は、ジアゾ感光紙、現像液、アンモニア水。
また、ジアゾ複写機本体の保守は順次終了しており、2015年3月末日ですべての機種が終了となる。
文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。
ホーム > ニュース
ニュース
2015年03月14日
ジアゾ複写機の消耗品販売を16年3月末で終了 リコー設立の原点
[最近の記事一覧]
- 2025.08.21パイロットコーポレーションが初の「ファミリーDAY」を開催
- 2025.08.19キングジム、“日常に溶け込む防災”で新市場を開拓へ 防災用品ブランド「KOKOBO」立ち上げ、売上は600%成長
- 2025.08.19「日本文紙MESSE大賞コンテスト」グランプリにシヤチハタ「ケズリキャップ富士山」
- 2025.08.19Standard Products とキングジムが初のコラボ 13アイテムを発売
- 2025.08.10「文紙MESSE2025」盛会 大阪の熱波吹き飛ばす 文具と紙製品の祭典