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文具の達人も集結!1万人届かずも前回比6.8%増で上向く 文紙メッセ

2015年08月18日

サクラクレパスのブースには長い行列

テレビでおなじみの文房具ソムリエの文具紹介を生で聞くことができた。この後、シンガーソングライター瀬戸山智之助さんの「文房具の歌」披露のミニライブもあった

 西日本最大級の文具紙製品見本市「文紙MESSE 2015」(文紙
MESSE協議会主催)が、8月6日午前10時~午後7時(10時~13時は業界関係者向け商談会)、7日午前9時30分~午後5時、大阪市中央区のマイドームおおさか展示ホール1~3階で開催され、2日間で9751人(前年9126人)が来場し、目標の1万人超にはわずかにおよばなかったものの、前回比6.8%増を達成した。

 同協議会は、8月10日来場者数を発表し、2日間計で卸741人(前回比3.2%増)、小売598人(29.8%減)、メーカー791人(20.1%減)、一般7340人(16.5%増)、来賓196人(7.6%増)、報道85人(34.9%増)の合計9751人(前回9126人、6.8%増)と、一般が2桁増に増え、全体を押し上げた。

 内訳は、1日目は卸399人、小売363人、メーカー412人、一般3500人など4825人(前回4524人)。2日目は、卸342人、小売235
人、メーカー379人、一般3840人など4926人(前回4602人)。

 初日午前9時50分から黒田章裕代表幹事の開会宣言で始まり、10時から13時までは業界関係者のみを対象とした商談会とした。

 6日午後0時40分からの一般公開向け開会式で、西村貞一代表幹事は「今回は前回よりも出展社数が5社増え、ショッピングゾーンも過去最高の33小間を数えた。新製品コンテストは今回から業界の方のご意見も取り入れる。また、専門学校とのコラボイベントも2回目となり、大阪市消防局とのコラボでは震度7を体験できる起震車を用意し、大阪市立24図書館の出展では、文具紙製品に関する本が展示される。今回は日本を代表する文具のエキスパート3氏による講演会も行われる。会期中は、NHK、MBS、テレビ大阪が取材予定で、ラジオでも放送される。卸や大阪、神戸、京都の各小売組合からは業界としてのサポートをいただいた。文具の持つ楽しさ、新しい機能、カラフルさなどを楽しんでいただき、目標としている来場者数1万人を超えたい」と挨拶し、テープカットで開会した。

 その後午後1時からは商談会に加えて、一般にも解放し、開会前から並んだ夏休み中の学童と母親などの家族連れや女性客を中心に3フロアともまたたく間に大盛況となった。

 また、一般ユーザーを迎える出展社も回を重ねる毎にスムーズに進行し、ユーザーによる体感スペースが各社で設けられた。出展社は81社・団体190小間。

 このうちシードが用意した消しゴムスタンプ「ほるナビ」の体験コーナーには、未就学児童から年配層までが次々にスタンプに触って、試し押しをした。またコクヨS&Tブースではコクヨ文具6点を試して作る「とびだす!まほうのメガネ」を用意。参加した保護者が子に文具の使い方を教えながら、作品作りを一緒にできるなど、文具を使って、何が出来るのかを伝える・知る絶好の機会が広がった。 

 同見本市は今年15回目を迎え、テーマを「文具ワンダーランドⅥ」とした。新製品や売れ筋商品の紹介と物販、顧客ニーズやトレンドの把握、新規取引先との出会いの場として提案する。

 イベントで特に注目を集めたのが、1階の多目的ステージに搭乗した文具の魅力や楽しさを伝える達人たち。

 初日13時30分から文房具ソムリエ 石津大氏による講演会「文房具ソムリエのおすすめ文房具」を開催、翌7日には文具王高畑正幸氏が「文具王的、面白い文房具と文具店の傾向と対策」をテーマに話した。また、文具に詳しい商品開発コンサルタントの美崎栄一郎氏も講演した。

 このうち文房具ソムリエは、事前に会場で「テイスティング」してきたという最新のお薦め文具を紹介し、消しゴムやノート、シャープペンシルなど、テーマ別に今買うべき文具を大画面で紹介し、その後に会場内で現物を確認することができた。

 今回、マイドームおおさか全体を文紙MESSE一色に盛り上げるため、1階ロビーにアーチをかけて、ショッピングゾーンを配置、そのまま1階の展示場内のショッピングゾーンにつなげた。今回過去最多の33小間が出展した。

 2階の新製品コーナーでは、各社こだわりのデザイン・機能の新製品が一挙に公開され、最新の製品情報が獲得できた。「新製品人気コンテスト」には、今回は業界関係者も投票できるようにした。

 また、学校法人・専門学校HAL大阪とのコラボイベントも2回目となり、より進化した文具の広告・販売企画などの提案展示が行われた。今回はグラフィックデザイン学科学生全員に1学期いっぱいかけて授業の中で取り組んだ。初日の午後2時30分からは、学生と、各企業の担当者が、作品の制作意図や工夫した点などを発表した。

 また、大阪市消防局とのコラボでは震度7を体験できる起震車が出展され、大地震に対する備えとその中での文具の役割を考える機会となった。大阪市立24図書館の出展では、読むことと書き・描くことの楽しさのコラボ、また図書館所蔵の文具紙製品に関する質量ともに多様な本が展示された。

 初日午後の盛況ぶりをみた文具メーカー社長は、「この酷暑で涼みに来た人もいるだろうが、消費者が文具を体感できる機会があまりないことも関係しているのでは」と推測した。

 新製品人気コンテスト入賞作品は、「デザイン部門」最優秀賞に「コンパクトパンチ」(LIHIT LAB.)、優秀賞に「アイスクリップケース」(ライオン事務器)と「ソフトリングノート」(コクヨ S&T)。

 「機能性部門」最優秀賞に「ハリマウス」(ハリマウス)、優秀賞に「ハリナックスプレス」(コクヨS&T)と「Del Guard」(ゼブラ)がそれぞれ受賞した。

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