恒例の新年祝賀会が1月5日東西で行われ、文具業界が始動した。東京は午後6時から中央区日本橋蛎殻町のロイヤルパークホテル3階に生産、流通、小売の5団体会員など505名を集めて、東京の文具紙製品業界の新年賀詞交歓会が催された。
5団体トップが壇上に揃い、当番団体である協同組合東京文具共和会の原田晴司理事長(東京クラウン副社長)は、3名受章を祝った、たたえる会は前例のない喜ばしいことと前置きし、「国内及び海外で激動の時代変化の中で、中小企業にはアベノミクスによる景気上昇の恩恵はまだ回ってはこない。しかしながら、昨年の訪日外国人数は約2000万人に届き、今年も2400万人が予想されまだまだ伸びる勢い。その中で、日本製文具の底力を発揮する絶好の機会である。大きな流通変革の波にギャップが出てきている中で、今年はいろいろな意味でチャレンジの年としたい」と挨拶し乾杯発声。
会場内ではいたる所で年賀の挨拶が行われ、出席した業界人は1月から始まる新春見本市を前に新年の商いが円滑に進むよう願った。
大阪の文具紙製品業界新年祝賀会は、同日午後4時30分から、大阪市のヒルトン大阪で行われ、約200名が出席した。当番団体である大阪文紙事務器卸協同組合の松本武久理事長(アケボノクラウン会長)が挨拶し、大阪紙製品工業会の黒田章裕会長(コクヨ会長)の乾杯発声で新年を祝った。
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2016年01月06日
東京業界の賀詞交歓会に500名が出席 大阪業界も新年祝賀会
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