セイコーエプソンとエプソン販売は1月12日、インクジェットプリンターの新製品として、本体側面に大容量インクを装着した「エコタンク搭載プリンター」を発表した。2年分のインクを同梱し、インクの追加購入の交換の手間を軽減できる新しいプリンターで、いずれも2月4日から発売する。
3機種は、A4カラー複合機「EW-M660FT」、A4モノクロ複合機「PX-M160T」、A4モノクロ単機能機「PX-S160T」。大容量のインクタンクを搭載したプリンターはすでにアジア、西欧、米国などで販売しており、今回国内に投入する。従来のインクジェットプリンターに多かった、消耗品切れへの不安、消耗品交換の手間や印刷コストへの不満などが解消されるとしている。
カラーモデル「EW-M660FT」(オープン価格、予想市場価格は5万円台中盤)は、購入時にインクボトルを各色2本ずつ、2年分のインクを同梱し、約11,300ページ(カラーの場合)の大量プリントが可能。1ページ当たりのランニングコストは、カラー0.8円、モノクロが0.3円と低コストで印刷ができる。
既存の「カラリオ」シリーズのA4対応6色染料の複合機「EP-708A」、A4対応4色顔料の複合機「PX-048A」、さらに「カラリオ ミー」シリーズのシール印刷にも対応した「PF-71」の3機種も1月28日に発売すると発表した。
また、エプソン販売は、2016年3月1日代理店納品分より、コンシューマーインクジェットプリンター用インクカートリッジ152商品およびビジネスインクジェットプリンター用インクカートリッジ36商品の計188商品を平均約6%値上げすると発表した。
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2016年01月14日
エプソンがエコタンク搭載プリンター発表 3機種を国内新規投入
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