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2016年02月07日

太平洋の商圏拡大に対応  第16回香港国際文具フェア2016

台湾ブース

会場内セミナーの様子

 国際文具見本市として、2016年最初となった「香港インターナショナル・ステーショナリー・フェア(HKISF)」が、2016年1月11日から14日までの4日間、香港コンベンション&エキジビションセンター(HKCEC)で催され、会期中、110か国から2万519名が来場、昨年の来場者数(2万482名)をわずかに上回った。

 ドイツ・フランクフルト見本市会社の現地法人メッセ・フランクフルト(香港)と香港貿易発展局(HKTDC)が共催、同じ会場エリアでドイツ・ニュルンベルクに次ぐ規模の香港トイ&ゲームフェアも催された。

 中国が主導するAIIB(アジアインフラ投資銀行)のスタートもあり、主催側の広く太平洋ゾーンを商圏に見据えた意図にあわせ、出展は15か国から238メーカーが最新の開発製品を展示した。

 来場のトップ10は中国本土、韓国、台湾、日本、米国、タイ、インド、マレーシア、シンガポール、フィリピンだった。

 韓国パビリオンは初めて韓国文具工業協同組合が構成、高品質の韓国製文具をPR, 台湾からはTASI(台湾文具組合)がパビリオンを設けた。同組合の麥世昌(ドナルド・マイ)専務理事は「多くの文具メーカーの韓国、台湾、日本、タイ、中国本土などの供給拠点はほとんどこの会場に展示出展されている」と話し、台湾業界にとって重要な商談機会と強調した。

 4日間の会期中、複数のセミナーが催され、内外の文具産業と知財関係の情報が発表された。

 香港トイ&ゲームフェア2016は、文具フェアと同じ会期で催された。合計40か国から約3000社が出展した。会場は4フェア、8つの製品ゾーンで分けられ、ニュルンベルクに次ぐ世界2位のトイフェア開催規模を誇る内容だった。4日間の会期中、世界のトイ関係者10万6000名が訪れた。来年の香港国際文具フェアは2017年1月12日~15日今回と同じ会場で開催される。

香港国際文具フェア www.hkstationeryfair.com

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